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2018東美アートフェア開催決定!

(2018/9/6)

カテゴリ:イベント

リリース発行企業:一般社団法人 アート東京

2018東美アートフェア開催決定!

全102出展者と今年の見どころを発表!

この度、一流の美術商が一堂に集うアートフェア「2018東美アートフェア」(主催:東京美術商協同組合、企画協力:一般社団法人 アート東京)を、2018年10月12日(金)~14日(日)の3日間、東京美術倶楽部(会場:東京都港区新橋6-19-15)で開催致します。 「東美アートフェア」は、創立百年以上の歴史を持つ東京美術倶楽部(1907年創立)で開催します。1964年に開催された「東美特別展」(3年に一度開催)と姉妹関係にあり、日本美術を世界に伝えたいという思いは、当時から現在まで続いています。各美術商が、古美術、近代美術、現代美術、茶道具、工芸など多岐にわたるジャンルから「今だからこそ注目すべき名品」を出品し、会場には時代や地域を超えた様々な美術品が一堂に集まります。現代アートや日本のデザインの原点に出会うことができ、作品を通して日本の美術史を振り返ることができるのも「東美アートフェア」ならではの楽しみです。


今年の「2018東美アートフェア」は、まさに「世界が愛した日本美術」を体感できる場です。



まず、”最後の浮世絵師、明治の広重”と呼ばれ、ニューヨークのメトロポリタンミュージアムにも作品収蔵されている「小林清親」の作品が出品されます。同じ時代の版画家では、昨年の東美アートフェアに出品された吉田博の作品は英国ダイアナ妃にも愛され、川瀬巴水の作品はスティーブ・ジョブズがコレクションしていたことも有名です。

「柳原夜雨」小林 清親


そして、民衆の日常に根ざした「民藝」も作為的でなく純粋な美しさに注目が集まっており、日本民藝館は訪日外国人にも人気です。今年は、民藝運動を代表する「河井寛次郎」や「バーナードリーチ」の壺が出品されます。


「花手扁壷」河井 寛次郎
さらに昨今話題の「明治の工芸」。1900年のパリ万博で大賞を受賞した「初代宮川香山」は、”幻のやきもの”といわれています。今回出品される高浮彫の緻密な「春景の図 椿に小禽 高浮彫花瓶 一対」は観るものを魅了します。北大路魯山人の書や陶芸は、毎年出品され人気を博しています。

「春景の図 椿に小禽 高浮彫花瓶 一対 (部分)」初代宮川香山(眞葛香山)

また、2022年には千利休生誕500年を迎え日本の茶道文化が改めて注目される中、「東美アートフェア」では毎年、様々な歴史を巡って現在に残る、質の高い軸や、茶碗、茶道具が多数出品されます。


今、国内外で日本美術に注目が集まっており、「日本のアート市場に関する調査2017」(主催:文化庁/一般社団法人アート東京、協力:一般社団法人全国美術商連合会)では、陶芸(陶磁器)(432億円)、日本画(386億円)、工芸(162億円)、掛軸・屏風(134億円)、書(99億円)などの日本独特の美術品ジャンルの市場額は全体の多くを占め、その多様性により安定した市場となっています。※1




「2018東美アートフェア」は、このような美術品を、ガラスを隔てず間近に眺め、触れ、購入でき、さらに美術商に出会える場です。日本を代表する美術商が、未来へ伝え繋げるべき美術品を一斉に披露します。


呈茶席

済美庵
東京美術倶楽部内の茶室「済美庵」では、3日間、表千家、裏千家、官休庵(武者小路千家)の先生方が亭主となり、それぞれ呈茶席と呼ばれる略式の茶席を用意します。ビルの中とは思えない茶室と日本庭園が広がり、美術品を見て回る際の休憩に、贅沢なひと時をお過ごしいただけます。各日、軸や花が変わり亭主の趣向を楽しめます。

呈茶券:500円(税込)/回 ※お菓子付


公式図録


作品説明を読んでから実物を見ると見え方が変わりますし、実物を見てから説明を読むと、さらに見識が深まります。簡潔でわかりやすい作品説明は必見です。

公式図録価格 1500円(税込)
(※「図録・茶券セット券」2,000円(税込)も前売券限定で販売します。)

なお出展者情報は、公式webサイトからご覧いただけます。
>>http://www.toobi.co.jp/artfair2018/artworks


チケット販売情報
◼️前売券:取り扱いプレイガイド:チケットぴあ、イープラス

チケットぴあ(Pコード:769-294)
イープラス  http://eplus.jp/tobi2018/ (PC/モバイル共通)






◼️当日券
・ 一般当日券:1,000円(税込)
・ 学生当日券:500円(税込)(高校生以上の学生に限り適用。学生証提示をお願いする場合があります。)
※ 中学生以下、障がい者手帳をご持参の方および付添者1名無料


開催概要





<東京美術倶楽部とは>
東京美術倶楽部は1907年、美術品売立会の入札場運営のため設立された、美術業界で最も歴史のある組織の一つです。現在も、「交換会(業者間入札会)」が頻繁に開催される美術品取引の一大拠点でもあります。その他、展覧会や茶会・公開講座の主催、美術品の鑑定、評価や売却の手伝い、著作権管理など美術に関する事業を展開しています。

<東京美術商協同組合とは>
東京美術商協同組合は、厳しい入会基準を満たしたおよそ500店舗が加盟している美術商組合です。「東美アートフェア」のほかにも、1964年に開催され、国内アートフェアの先駆けとなった「東美特別展」や、1952年から続く「東美正札会」を開催しています。

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