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(2017/10/24)
カテゴリ:イベント
リリース発行企業:株式会社 大丸松坂屋百貨店
ギメ東洋美術館で開催された展覧会「KIMONO, Au bonheur des dames(着物 女性の幸せ)」に出品された松坂屋コレクションの小袖、会場写真、資料等、その一端をご紹介します。
会期:平成29年11月7日(火)~20日(月)10時~19時半 休館日なし
会場:松坂屋名古屋店 南館7階 松坂屋史料室
本年2月から5月、フランス国立ギメ東洋美術館において「松坂屋コレクション」の作品を中心とした「KIMONO, Au bonheur des dames(着物 女性の幸せ)」が開催されました。
<当時の開催概要>
会期:2017年2月22日(水)~5月22日(月)
会場:フランス国立ギメ東洋美術館
主催:フランス国立ギメ東洋美術館、独立行政法人国際交流基金、一般財団法人J.フロントリテイリング史料館
後援:在フランス日本国大使館
特別協力:名古屋市博物館 / 学術協力:共立女子大学 / 協力:泉屋博古館分館、女子美術大学
協賛:(株)竹中工務店、(株)資生堂、(株)大丸松坂屋百貨店、(株)日本航空
この展覧会は、昨今ヨーロッパにおいて見られる日本文化への強い関心と、これを反映して生まれたファッションの「ネオジャポニズム」の動きを反映して、日仏両国における文化交流の一環として開催されました。日本の着物が江戸時代にどのように変化していったか、ヨーロッパのモードにどのように影響を与えたのか、現代の作品も展示しながら、その関連を紹介するのが今回の重要なコンセプトです。展示は、ギメ美術館の地階にある企画展会場 約600m2 を使用し、「松坂屋コレクション」を中心とした約140点(前後期計)の作品を展示いたしました。これだけ大規模な展覧会を松坂屋が海外で行うのは初めての試みでした。
海外で「松坂屋コレクション」を大規模に紹介する展覧会開催の構想は、2011年、松坂屋創業400周年記念事業の一環として、また、東日本大震災に対する世界各国からの援助・復興支援への返礼として発案されたものでした。歴史に裏付けられた「日本の美」を海外で展覧することにより、日本からの“ありがとう”の気持ちを表現しようとの構想でした。
以来、6年の月日を擁し、日仏両国における文化交流の一環として、展覧会開催に至りました。この展覧会は、ギメ東洋美術館、国際交流基金、名古屋市博物館、共立女子大学、JUNKO KOSHINO(株)をはじめとする関係各位の多大なご協力により実現したもので、多くのメディアに取り上げられ、大変に好評を博しました。
本展は、ギメ東洋美術館において開催された「KIMONO, Au bonheur des dames(着物 女性の幸せ)」を振り返り、展覧会に出品された松坂屋コレクションの小袖4領及び会場写真、資料等により、その一端を紹介するものです。
「松坂屋コレクション」とは
1611年に創業した松坂屋は、呉服商から百貨店へと業態転換した後の1931年、京都に染織参考室を設置し、「時代衣装を収集し、染織意匠の向上と優秀呉服の制作に資する」ことを目的に、着物などの収集活動を本格化しました。1931年から1939年までの間、染織工芸家や骨董専門店、個人の収集家などから小袖、能装束、振袖、帷子、陣羽織などの時代衣装を購入したほか、雛形本や能面、屏風、鎧、兜などの収集も行いました。2010年には伝統と文化の継承を目的に、一般財団法人J.フロント史料館(名古屋市)を設立しました。現在は、5,000点を超える収蔵品の大部分を「松坂屋コレクション」としてJ.フロント史料館と名古屋市博物館が所蔵しています。
「KIMONO, Au bonheur des dames(着物 女性の幸せ)」メモリアル 開催概要
会期:平成29年11月7日(火)~20日(月)10時~19時半 休館日なし
会場:松坂屋名古屋店 南館7階 松坂屋史料室
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