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(2018/9/21)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社テックポイントジャパン
~ワンチップ化で高解像度化と実装面積削減を両立~
テックポイント・インク(米カリフォルニア州サンノゼ 代表者:社長兼CEO 小里文宏 以下当社)は、韓国大手ドライブレコーダーメーカーのイーエムティーオメガ(EMT OMEGA Co., Ltd. 韓国ソウル市 代表者:CEO Jin Kook, Lee 以下イーエムティーオメガ社)の新製品「QHD2Kドライブレコーダー」に、映像受信用半導体「TP2850」、映像送信用半導体「TP3805」が全面採用されたことを発表いたします。
Keywords:ドライブレコーダー、半導体、TP2850、TP3805
自動車事故の映像記録や、旅行等の思い出を記録する目的で導入が進むドライブレコーダー。日本でもその普及は進み、国内販売台数も年々増加しています※1。このドライブレコーダーを2017年、日本を中心に世界市場で20~30万台(OEM供給含む)出荷した大手メーカーの一つが、韓国のドライブレコーダーメーカーであるイーエムティーオメガ社です。
同社は、性能、信頼性の両面から、日本でもユーザーから高い評価を得ております。今回、市場の高解像度化へのニーズに合わせ、HD(ハイビジョン)に最適な高解像度QHD※2対応「QHD 2Kドライブレコーダー」を2018年秋以降に市場投入予定です。
このドライブレコーダーの高解像度化に向け、当社は、映像受信用半導体「TP2850」および5メガピクセル対応の映像送信用半導体「TP3805」を提供、QHD 2K解像度のドライブレコーダーに全面的に採用されることになりました。本製品は、当社が創業以来培ってきた設計技術を生かし、ワンチップ化を実現。QHD画質の実現と同時に、実装面積を抑えることで、製品の小型化にも貢献します。
なかでも映像送信用半導体「TP3805」は、最大で500万画素相当の映像信号処理が可能。人間の目で見やすいように明暗や輪郭を補正する信号処理機能と、当社独自の伝送規格「HD-TVI」で映像送信する機能の二つを、1チップに統合しました。これにより、高画質ドライブレコーダーの小型化が可能になりました。
イーエムティーオメガ社の技術担当役員であるJun Beom Park氏は、当社の製品について、「HDアナログ技術のリーダーであり続け、高い性能と信頼性をもつテックポイント社の製品を採用できたことが、私たちの新製品QHDドライブレコーダーの開発を大きく進めてくれました。最先端かつ信頼性の高いHD製品をテックポイント社とともに市場に投入できたことを誇りに思います」と評価のコメントを頂きました。
当社は今後もお客様と市場ニーズに合わせた開発を進め、車載カメラシステム用製品を拡充し、安心・安全に関わるさまざまなシーンで利用されるカメラを支えていきます。
なお、本製品の出荷による、当社2018年12月期通期の業績予想への影響は軽微の見込みです。
※1GfKジャパン「ドライブレコーダー販売動向」
https://www.gfk.com/jp/insights/press-release/1806drivingrecorders/
※2QHD:Quad High Definition 。解像度2560x1440など。
【製品概要】
製品名:映像受信用半導体「TP2850」
入力:HD-TVI 4.0(当社独自規格)、NTSC/PALなど
出力:MIPI CSI-2など
フレームレート:60および50フレーム/秒など
パッケージ:40端子QFN、48端子QFNなど
製品名:映像送信用半導体「TP3805」
機能:ISP(イメージシグナルプロセッサー)内蔵
伝送規格:HD-TVI 4.0(当社独自規格)
対応画素数:5メガピクセル、1080p
【当社概要】
社 名:テックポイント・インク(Techpoint Inc.)
設 立:2012年4月
所在地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンノゼ
従業員数:69(2018年6月末時点)
事業内容:監視(防犯)カメラシステムと車載カメラシステム向け半導体の設計および販売
URL:https://www.techpoint.co.jp/
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