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(2018/10/24)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社理経
~専門家と共同でより実態に近い火災環境を再現~
株式会社理経(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 猪坂 哲 以下、理経)は、バーチャルリアリティ(以下、VR)を活用し、煙中での火災からの避難を疑似体験できる新製品を11月より提供開始します。
新製品は、2017年4月より理経が提供している「避難体験VR」の内容を全面的にリニューアルの上、より実態に近い煙の動きを伴った火災環境をVR空間上で再現しました。また本コンテンツの開発は、火災避難を研究されている東京理科大学大学院 関澤教授に監修いただいております。
【製品(モデル名:RIVR-J)概要】
・火災現場の視界不良や避難方法を体感
火災の煙による視界不良や、避難時に有効な判断要素を体験型で学ぶことができます。煙の状況は時間経過とともに変化し、またしゃがむことで目線が変わるなど、実際の火災避難時の状況に近い内容を再現しています。
【特長】
1)避難行動の判定機能
映像視聴だけでなく、実際に自分で避難方向を判断し避難口を出るまでの一連の流れを体験可能です。避難に要した時間や、避難時にどの程度煙を吸ってしまったかなど、さまざまな避難行動が評価される仕組みとなっています。
2)多様なVRゴーグルに対応可能
PCと接続するハイエンド型や、モバイル型などの幅広いVRゴーグルに対応しています。またVRゴーグルは一般的に13歳以上が体験対象となりますが、13歳未満のお子さま向けのゴーグル・内容もあり、年齢を問わずご体験いただくことが可能です。
3)実運用を想定したシステム構成
理経の防災VRはこれまでさまざまな自治体や企業の防災訓練、防災イベントにて活用いただきました。今回そうした現場運用の知見から、徹底して実運用を想定した作りを反映しました。そのため、機材の立ち上げは5分程度で可能となっており、体験者に合わせて操作方法も複数パターン用意するなど工夫されています。また屋外(テント張り)・雨天時も使用可能です。
4)複数人での同時体験に対応
VRゴーグルを複数台用意することで、同じ災害現場を複数人で同時に体験することが可能です。また複数人はそれぞれ操作を行うことも可能になっており、集団での避難体験をシミュレートできます。(ネットワーク環境などの諸条件が必要となります)
5)多言語対応
日本語の他に英語、中国語での体験が可能です。外国人向け防災訓練でも活用いただけます。
【開発背景】
理経では、本VRのみならず、防災に関連した取り組みに注力しております。より多くの方が防災に目を向ける啓発の機会を創る目的で、こうした防災VRコンテンツの開発に取り組んでおります。
【弊社VR活用実績】
大阪市消防局、東広島市消防局、品川区、葛飾区、渋谷区、野村不動産株式会社、株式会社NTTドコモ、株式会社しんきんカード など
【今後の展開】
市や区の単位だけでなく、より地域に根差した自治会などの組織において活用できる廉価なVRコンテンツの開発を行っていきます。また現在開発している自主防災のコンテンツ開発と並行して、今後は隊員向け訓練領域での本技術の活用を目指します。
【株式会社理経について】
所在地 : 〒163-0535 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル
資本金 : 34億2,691万円(2018年3月末日現在)
代表者 : 代表取締役社長 猪坂 哲
事業内容 :システムソリューション・ネットワークソリューション・電子部品および機器
URL : http://www.rikei.co.jp
Twitter :https://twitter.com/rikei_pr
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社理経 新規事業推進室
TEL: 03-3345-2146 FAX: 03-3345-2166 E-mail: xsg@rikei.co.jp
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