企業リリース Powered by PR TIMES

PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。

TIS、AWS上でスピーディーにチーム開発環境を構築するテンプレート『Collaborage(コラボレージ)』をOSSとして公開

(2018/10/30)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:TISインテックグループ

TIS、AWS上でスピーディーにチーム開発環境を構築するテンプレート『Collaborage(コラボレージ)』をOSSとして公開

~ AWS上で開発環境の準備を最短4時間で実現 ~

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下TIS)は、アマゾン ウェブ サービス(以下AWS)上で、最短4時間でチーム開発環境を構築できる『Collaborage(コラボレージ)』をオープンソースソフトウェア(OSS)として、10月29日より公開したことを発表します。


 『Collaborage』は、TIS社内の開発プロジェクトで使用してきたチーム開発環境の構成をベースに、AWS向けに開発したチーム開発環境構築テンプレートです。アプリケーション開発ノウハウを無償で提供するWebサイト「Fintan(フィンタン)」(https://fintan.jp)にて『Collaborage』を公開しています。

 『Collaborage』には、チーム開発に必要となる「ソースコードの履歴を管理するバージョン管理ツール」「タスクや課題の状態や進捗を管理する課題管理ツール」「ビルドやテストの自動化を行う継続的インテグレーションツール(CI:Continuous Integration)」「開発を円滑に進めるためのチャットツール」などが含まれています。また、アプリケーションデータのバックアップやディスク使用率の監視といった運用に必要な機能も持っています。

 バージョン管理ツールは「GitBucket」または「GitLab」、CIツールは「Jenkins」または「Concourse」、課題管理ツールは「Redmine」などのOSSを採用しています。また、チーム開発環境の構築/運用には、「AWS CloudFormation」「Amazon EBSのスナップショット」「Amazon CloudWatch」といったAWSのサービスを活用しています。

<『Collaborage』で構築したチーム開発環境の活用イメージ>


 近年、クラウドサービスが登場したことで、サーバーなどのインフラ環境の構築はすぐに行えるようになりましたが、開発を始めるには開発環境の検討/構築といった作業が必要になります。そこでTISでは、開発プロジェクトごとに毎回一からこの開発環境の検討/構築をしなくて済むように『Collaborage』を開発しました。

『Collaborage』活用の開発チームのメリットは以下です。

・AWS利用開始後、1日(構築4時間+開発準備2時間)で開発がスタートできる
・スクラム開発をサポートするツール(バックログ/かんばんなど)が揃っている
・CI結果の通知、デモ環境への自動デプロイで、開発者への素早いフィードバックができる

 TISでは、自社内の開発プロジェクトで『Collaborage』を活用し、「AWS利用開始から開発の開始まで従来は5~10日間かかっていたところを1日で開発を開始できた」などの成果が得られました。

 TISは、『Collaborage』をOSS 公開することで、IT開発の内製化が進むユーザ企業の開発での利用促進を目指します。また、OSS公開により開発に携わるエンジニアからフィードバックを受けることで『Collaborage』の品質向上を目指します。

■『Collaborage』の概要
・対応クラウド:アマゾン ウェブ サービス
・ライセンス:Apache License 2.0
・主な機能:チーム開発環境構築テンプレート
・構成しているOSS:Redmine、Rocket.Chat、SonarQube、GitBucket、Jenkins、GitLab、Concourse

■『Collaborage』の利用について
『Collaborage』は、下記のページから利用することが可能です。
https://fintan.jp/?p=335

■「Fintan」について
 「Fintan」(https://fintan.jp)は、アプリケーション開発者向けに、TISの開発ガイド・テンプレート、アプリケーションフレームワーク、開発ツールなどのノウハウを無償で公開するWebサイトです。「Fintan」のコンテンツをお客様やパートナーなどのステークホルダーと共有することで、開発ノウハウを更に良質なものにし、協業を円滑にすることをTISでは目指しています。また、「Fintan」による情報提供に加えて、お客様、パートナー向けにTISのアプリケーション開発をより理解するための教育プログラムも合わせて提供しています。

TIS株式会社について
 TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。https://www.tis.co.jp/

TISインテックグループについて
 TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。


※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
※ アマゾン ウェブサービス、AWS、AWS CloudFormation、Amazon Cloudwatchは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

Journagram→ Journagramとは

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

↓もっと見る

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

専門誌・海外ニュースヘッドライン

専門誌

↓もっと見る

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン