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トーキョーアーツアンドスペース「OPEN SITE 2018-2019」

(2018/11/6)

カテゴリ:イベント

リリース発行企業:公益財団法人東京都歴史文化財団

トーキョーアーツアンドスペース「OPEN SITE 2018-2019」

トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)が主催するOPEN SITEは、あらゆるジャンルを対象に、観る人にも、表現する人にもオープンでクリエイティブな場(=サイト)を目指す公募プログラム。今年度は、国内外から285企画の応募があり、厳正なる審査を経て、展示やパフォーマンス、演劇など9企画を選出しました。 11/24から始まるPart 1では、本間メイ企画の展示、現像による参加型公開制作、岡崎藝術座の神里雄大、振付家の根本しゅん平、Theatre Musical Tokyoによるレクチャーパフォーマンス、小沢裕子のワークショップ(教育普及プログラム)を開催。来年1/12からのPart 2は、玉木晶子、MUTEK.JPによる展示、ゲストにメディア・アーティスト、やんツーを迎えたコンタクトゴンゾによるパフォーマンス(推奨企画)、映画監督の太田信吾が旗揚げしたハイドロブラストによる演劇や宮田篤による展示・ワークショップを開催します。(各パフォーマンスは事前予約が必要です。) 既存の形式に囚われることなく新しい表現を創造し、社会へと開いていく意欲に満ちた企画にご期待ください。





■開催概要
【Part 1】2018年11月24日(土)~12月24日(月・祝)
【Part 2】2019年1月12日(土)~2月11日(月・祝)

会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷(東京都文京区本郷2-4-16)
休館日: 月曜日(ただし12月24日、1月14日、2月11日は開館)、年末年始及び展示替え期間(2018年12月25日~2019年1月11日)、1月15日
主催:トーキョーアーツアンドスペース(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館)
ウェブサイト:http://www.tokyoartsandspace.jp/

<オープニング・トーク>
【Part 1】
日時:2018年11月23日(金・祝)16:00-17:30 ※会期前日に開催します。
ゲスト:毛利嘉孝(社会学者、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 教授)
【Part 2】
日時:2019年1月12日(土)16:00-17:30
ゲスト:畠中 実(NTT インターコミュニケーション・センター[ICC] 主任学芸員)

■実施企画
【Part 1】

展示:本間メイ「つぎはの "言葉"(字 ことば kata eweawea)」
参加アーティスト:本間メイ(日本)、オクイ・ララ(マレーシア)、シャイフル・ガリバルディ(インドネシア)


インドネシア語、中国語、日本語をそれぞれ第一言語とする3人の作家たちが、言葉を巡る作品を展示。3作家の出身や母国語は異なりながらも、英語を混ぜたインドネシア語とマレー語で話すなど、言葉をつぎはぎに使うことで意思疎通ができる。多民族国家での体験をもとに、一つの共通語だけでは捉えられない文化やアイデンティティ、史実を探索し、様々な言葉を通したコミュニケーションの在り方を生成していく。
http://www.tokyoartsandspace.jp/archive/2018/09/OS18-E01.shtml

参加型公開制作:現像(キオ・グリフィス+細淵太麻紀)「photopia/scotopia-東京」現像Vol.4



現代写真の可能性と、バーチャル化した暗室から浮かぶグローカル論を問う出版プロジェクト。2020年に向けて変容を遂げようとする「東京」をテーマに、参加者が収穫/集積した写真によって、もうひとつの都市のイメージ・マッピングを試みる。展示スペースを「編集室」と位置づけ、プロジェクトの進行、編集を公開で行いながら、全体像をインスタレーションとして空間的に展開する。

-「東京」の写真を集めています。-
genzouprojects.comよりあなたの撮影した東京の写真をアップロードしてください。あるいはtwitter、instagramにて #photopia(昼景)#scotopia(夜景) #genzou #genzou4 の4つのハッシュタグをつけて東京の写真を投稿してください。
http://www.tokyoartsandspace.jp/archive/2018/09/OS18-E02.shtml


レクチャーパフォーマンス:神里雄大(岡崎藝術座)「報告、について、パラグアイ、ボリビアと小笠原」
11月30日(金)19:30-(パラグアイ)、12月1日(土)19:30-(ボリビア)、12月2日(日)14:00-(小笠原)

各回¥2,000 要予約 ※通し券¥4,000は完売

※高校生以下無料(予約不要)

外部からの訪問者として様々な土地を訪ね、そこで見つけたリアリティから、自分たちの土地を振り返ろうとするレクチャー形式のパフォーマンス。南米における日系移民へのリサーチ、アメリカ占領下で英語が島内言語になっていた小笠原諸島・父島での滞在経験を軸に、日本人、国家、国籍とは何かを問う。
http://www.tokyoartsandspace.jp/archive/2018/09/OS18-P01.shtml

ワークショップ:小沢裕子「SPEAKERS 言葉の乗り物になった私たちが、そのとき身体で目撃すること」
(TOKAS教育普及プログラム)
12月8日(土)、12月9日(日)13:00- / 17:00- 無料/要予約


参加者がそれぞれ異なる3つの役割「質問者」、「スピーカー」、「回答者」を体験し、他者の身体を介して会話したり、他者の言葉をただ発するだけのスピーカーになるなど、言葉と身体の関係性をずらすことで新たな感覚を発見するワークショップ。
http://www.tokyoartsandspace.jp/archive/2018/09/OS18-D01.shtml


レクチャーパフォーマンス:根本しゅん平「It captures me, It moves me and It's gone」
12月14日(金)19:00-、12月15日(土)14:00- / 19:00-、12月16日(日)14:00- 無料/要予約


ビデオカメラとプロジェクターを使用した根本しゅん平振付作品「It captures me, It moves me and It’s gone」を振付家自身が解説をしながら上演するレクチャー形式のパフォーマンス。観客との意見交換やディスカッションを含めながら、本作品への多角的なアプローチを試みる。

協力:城崎国際アートセンター(豊岡市)、Choreographisches Centrum Heidelberg(ハイデルベルク、ドイツ)
http://www.tokyoartsandspace.jp/archive/2018/09/OS18-D02.shtml

レクチャーパフォーマンス:Théâtre Musical Tokyo(TMT)「米田恵子(1912-1992)の作品と生涯について」
12月21日(金)19:00-、12月22日(土)14:00- / 19:00-、12月23日(日)14:00- / 19:00-、12月24日(月・祝)14:00- ¥2,000/要予約 *開演1時間前より展示を行います。

出演者:井上郷子(ピアノ)、岡 千穂(サウンド・アーティスト)、小野龍一(音楽家)、河野聡子(詩人)、坂本光太(チューバ)、灰街 令(作曲家・批評家)、馬場武蔵(指揮者)、樋口鉄平(作曲家)、布施琳太郎(美術家)


ー戦前に生まれた芸術家、米田恵子(1912-1992)の名と、日本の敗戦を挟んだ激動の時代に彼女の残した特異な作品は、現代までほとんど知られていない。ー
本公演ではレクチャーパフォーマンスの形式で、米田のピアノ作品の演奏及び生涯について解説を行うと同時に、彼女の方法論を現代的に解釈し、新たに制作したサウンド・アートやインスタレーションの展示を行う。
http://www.tokyoartsandspace.jp/archive/2018/09/OS18-P02.shtml


【Part 2】
展示 玉木晶子 「ブレイクタイム No.6」



複数のメディアを混淆させた機構を通して、《いまここ》で見ている観客の経験を揺さぶる映像インスタ レーション。仮想的なイメージと、実在するモノを 交差したパフォーマティヴな状況を、相関的に併置 されたスクリーンやディスプレイによって立ち上げいく。観客の眼差し、そのリアリティとは一体何であるかに迫る。

協力:コ本や honkbooks、時里 充(TOKISATO PLAYER)
http://www.tokyoartsandspace.jp/archive/2018/09/OS18-E03.shtml

展示 :MUTEK.JP 「VR Salon:イマーシブ・リアリティーズ」
参加アーティスト:Marshmallow Laser Feast(イギリス)、Martin Allais & Nico Casavecchia, Atlas V(アメリカ/フランス)、 Felix & Paul(カナダ)、Theodore Ushev, Marc Bertrand & Julie ROY(カナダ)、National Film Boad of Canada 他

芸術とテクノロジーの架け橋となる、最先端のデジタル・ アートとエレクトロニック・ミュージックによる国際的 なフェスティバルを日本にて開催する。仮想現実(VR)と 拡張現実(AR)による新しい芸術的実践の試みを探求するイ ンタラクティブ型展示。

協力:Phi Centre(モントリオール)
助成:アンスティチュ・フランセ日本
http://www.tokyoartsandspace.jp/archive/2018/09/OS18-E04.shtml



パフォーマンス:コンタクトゴンゾ 「untitled session」
(TOKAS 推奨企画)
1月19日(土)18:00- ¥2,000/要予約
ゲスト:やんツー(メディア・アーティスト)

殴り合い、ぶつかり合いの中から生まれる即興をベースに、痛みと驚きをもたらす身体表現を繰り広げるアーティストコレクティヴ、コンタクトゴンゾによる新作パフォーマンス。
http://www.tokyoartsandspace.jp/archive/2018/09/OS18-P03.shtml

展示/ワークショップ : 宮田 篤 「びぶんブックス」ことばの店:微分帖
1月24日(木)~1月27日(日) 無料/予約不要


参加者が文章を書き加えながら小さな本を作っていくワークショップ型展示。完成品は≪微分帖≫として本屋に見立てた空間に展示され、自由に閲覧することができ、またレプリカを持ち帰ることもできる。複数の人によって描かれる様々な物語は、お互いのコミュニケーションの(不)可能性や多様性、ある種の無意味さを示唆すると同時に、日常には欠かすことのできない大切なことを象徴している。
http://www.tokyoartsandspace.jp/archive/2018/09/OS18-D03.shtml


演劇:ハイドロブラスト(大田信吾) 「幽霊が乗るタクシー」
2月9日(土)19:00-2月10日(日)14:00- / 19:00- 2月11日(月・祝)14:00- ¥2,000/要予約
出演者:川﨑麻里子、宍 泥美、森 準人、椎橋綾那、昇 良樹、大山実音



映画監督の太田信吾による演劇ユニット・ハイドロブラストの旗揚げ公演。埼玉県のとある街を舞台に、昨今のライドシェアリングの人気のあおりや高齢化、自動運転の普及などを受け、経営危機に陥ったタクシー会社の社員の挑戦や死者との対話を描く。「ダンス」「落語」「ドキュメンタリー」の手法を融合させた独自の方法論で"境界"や"領土"という抽象概念を問い直す。ドイツ・エッセンにある劇場PACT Zollvereinでの滞在制作を経て、TOKAS本郷にて初演。
http://www.tokyoartsandspace.jp/archive/2018/09/OS18-P04.shtml

ーーー
■予約方法
必要事項をご記載のうえ、件名を『OPEN SITE申込み「公演名」』として、E-mailまたはFaxでお申込みください。代金は公演ごとに当日会場にてお支払いください。
1. 氏名 2. 電話番号 3. 公演名(イベント名)
4. 公演日時 5. 人数 6. 返信先アドレス(E-mailまたはFax)
E-mail: ticket2018(at)tokyoartsandspace.jp ※(at)を@に代えてください
Fax: 03-5689-7501

※予約受付後、OPEN SITE事務局より予約確認メールを配信します。3営業日を過ぎても返信が来ない場合は、お手数ですが再度ご連絡ください。なお、年末年始休館中にお申し込みいただいた予約に関しては、年明けより順次、受付確認メールを配信します。
※各公演とも定員になり次第、または、公演前日の17:00をもって予約受付を終了します。当日券の有無は、TOKASウェブサイトでご確認ください。

ーーー
■公募概要
募集期間:2018年3月1日(木)~4月13日(金)
応募総数:285企画
審査員:畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] 主任学芸員)久野敦子(公益財団法人セゾン文化財団プログラム・ディレクター)毛利嘉孝(社会学者、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)近藤由紀(トーキョーアーツアンドスペースプログラム・ディレクター)
入選企画:9企画
【展示】
本間メイ「つぎはぎの"言葉"(字ことばkata eweawea)」
現像(キオ・グリフィス+細淵太麻紀)「photopia/scotopia-東京」現像Vol.4
玉木晶子「ブレイクタイムNo.6」
MUTEK.JP「VR Salon:イマーシブ・リアリティーズ」
【パフォーマンス】
神里雄大(岡崎藝術座)「報告、について、パラグアイ、ボリビアと小笠原」
Théâtre Musical Tokyo(TMT)「米田恵子(1912-1992)の作品と生涯について」
ハイドロブラスト(太田信吾)「領土」 ※入選時の作品タイトル及び一部内容を変更し、企画実施。
【OPEN SITE dot】
根本しゅん平「It captures me, It moves me and It's gone」
宮田 篤 「びぶんブックス」ことばの店:微分帖

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