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「ピッ」「ピッピッピッ」と鳴ったら交換の最終警告!住宅用火災警報器は設置から10年を目安に交換!

(2018/11/6)

カテゴリ:キャンペーン

リリース発行企業:一般社団法人 日本火災報知機工業会

「ピッ」「ピッピッピッ」と鳴ったら交換の最終警告!住宅用火災警報器は設置から10年を目安に交換!

住民の皆様の命と財産を守る大切なご案内 

11月9日~15日は秋の火災予防運動  住宅用火災警報器の「ピッ」「ピッピッピッ」というブザー音は交換時期の最終警告


 住宅用火災警報器(以下住警器)の設置義務化は、平成16年10月1日、東京都で新築住宅を対象にスタートし、現在では全国すべての住宅で義務化されています。義務化から約10年がたつことから、一般社団法人 日本火災報知機工業会(会長:金森 賢治 東京都台東区)では、住警器の交換を住民の皆様に交換をしていただく啓発活動を実施しています。
 11月9日から全国で実施予定の秋の火災予防運動に向けて、特に住警器の設置率全国1位の福井県(95.1% 都道府県別設置率 平成30年総務省消防庁調べ)をはじめ、富山県、石川県の北陸3県においては、地元消防署と連携した交換促進の啓発イベントを積極的に開催しております。 同イベントでは、啓発キャラクターの「とりカエル(着ぐるみ)」が参加し、地域住民の方々にわかりやすく交換の必要性を訴求しております。


 大切な家族の暮らしと命を見守る住警器には、火災の煙や熱に反応して大きな音で鳴動し、住民に素早く異常を知らせることで火災による被害を軽減する大きな役割があります。しかし、古くなると電子部品の寿命や電池切れなどが発生し、火災を感知しなくなる危険があります。

 住警器が「ピッ」と鳴ったら電池切れ、「ピッピッピッ」と繰り返す場合は故障の合図。この合図を聞き逃がしたり止めたままにすると、火災を感知できない危険な「空白期間」になってしまいます。多くの住宅で、この合図が鳴り出す時期です。

(総務省消防庁調査で約1%、国民生活センター調査で約10%の世帯で住警器の電池切れや故障が確認されています)

 交換の目安は設置から10年。「空白期間」を生み出さないためにも、ブザー音が鳴り出す前の交換を推奨しています。ブザー音は住警器メーカーによって異なりますので、ホームページ「とりカエル」で確認することができます。(ホームページURL:http://www.torikaeru.info/sound/
 設置時期については、設置時に記入した「設置年月」、または本体に記載されている「製造年」を確認。また住警器のボタンを押すか、あるいは紐を引いてみることにより正確に作動するか確認できます。(取扱説明書に記載しています)
 11月9日から秋の火災予防運動です。設置から10年目が交換の目安。「ピッ」「ピッピッピッ」というブザー音は交換時期の最終警告といえます。

代表的な住宅用火災警報器
 平成27年から平成29年までの3年間、失火を原因とした住宅火災(住宅火災のうち原因経過が「放火」又は「放火の疑い」であるものを除く)について住警器の設置効果を分析しました(下記グラフ参照)。死者数、焼損床面積および損害額をみると、住警器を設置している場合は、設置していない場合に比べ、死者の発生は4割減、焼損床面積と損害額は約5割減していることがわかります。

つまり、住警器を設置することにより、火災発生時の死亡リスクや損失拡大リスクが大幅に減少すると考えられます。

平成30年度消防庁予防課よりの報道発表資料抜粋(平成30年9月4日)
住宅用火災警報器の効果 (平成27年~29年の3年間の平均)





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