JDAソフトウェア、Luminate Control Towerを正式リリース、サプライチェーン上の混乱を予測・防止し、ビジネス機会を最大化する「デジタル中枢」機能を提供

機械学習を活用し、問題発生前に未然に処方的な是正措置を講じることを可能に

2018年12月11日 米国アリゾナ州スコッツデール サプライチェーン・ソリューションのリーディングプロバイダーであるJDA Software, Inc.は本日、主力の最先端テクノロジーであるJDA(R) Luminate(TM) Control Towerを正式リリースし、一般提供を開始したことを発表しました。


*本プレスリリースは、2018年12月11日、米国アリゾナ州スコッツデール発表のプレスリリースの抄訳です。

JDA Luminate Control Towerはエンドツーエンドの危機管理センターとしての役割を果たすSaaSソリューションであり、企業はサプライチェーン全体および拡張されたサードパーティー・デジタルエコシステムからのリアルタイム情報を可視化、解釈し、その情報に基づいて行動することができるようになります。これにより、複数企業にまたがるサプライチェーン全体にわたって想定外のイベントを感知し、実際に発生した問題や潜在的な問題、需要の変化によって生じうる影響を特定し、機械学習(ML)ベースのガイダンスによって推奨される是正措置を処方・提示することが可能になります。

世界をリードする家電機器メーカーのElectroluxは、わずか5カ月でJDA Luminate Control Towerを本稼動させた最初の顧客です。Electroluxは、2019年を通して、このソリューションをグローバルに展開し、その強力な予測機能と処方的機能を全社規模で活用することを計画しています。

ElectroluxのグローバルITデジタルオペレーション責任者であるJohan Martinsson氏は次のように述べています。「当社は、デジタルサプライチェーン戦略の一環として、JDA Luminate Control Towerのパイロット導入を速やかに実施できたことを喜ばしく思っています。サプライチェーン全体を可視化でき、潜在的な問題を警告する予測的および処方的なレコメンデーション機能は、円滑かつ俊敏で、即応性のあるサプライチェーンを確実に実現するために役立つでしょう。」


今日のグローバルサプライチェーンに対して「危機管理センター」としての機能を強化するJDA Luminate Control Tower

Microsoft AzureベースのJDA Luminate Control Towerは、今日のグローバル化したサプライチェーンに対して危機管理センターとしての機能を強化する3つの独自の機能を備えています。1)デジタルパートナーエコシステム全体のリアルタイムの可視性、2)協働的なコネクテッドプラットフォーム、3)処方的なレコメンデーションです。これらの機能は、よりインテリジェントなシナリオ計画と収益性の高い対応を支援し、サービス改善や売上の増加、サービスコストの削減を実現します。JDA Luminate Control Towerは、さまざまな意思決定の選択肢に対してWhat-If分析を実施し、短期的な需要と長期的な戦略的目標のバランスが取れた、一連の最適なアクションを推奨、または実行します。

JDA Luminate Control Towerは、流通業者、サプライヤ、パートナーを含むデジタルエコシステムから取り込まれる、社内外のデジタルシグナル (ソーシャルメディア、ニュース、イベント、天候、IoTなど) を活用する、他に例を見ないソリューションです。企業は、デジタルエッジからデータフィードを取得し、分析することにより、消費マインドや供給の状態、需要に関する洞察、需要の変動に対する相関関係について理解を深めることができます。計画担当者は、これらの機能により、天候、交通、渋滞などのリアルタイムの最新情報に基づいて、輸配送の到着予定時刻(ETA)を予測し、ETAに基づいて正確な在庫状態を把握することができるようになります。


調査会社 Nucleus Research社のControl Tower Matrixレポートにおいて、JDAがリーダーに選出される

Nucleus Research社は今年11月に公開された「Control Tower Technology Value Matrix 2018」レポートでJDAをリーダーとして選出し、次のように評しています。「JDAの戦略的な目標は、可視性を基盤としながら、エンドツーエンドのサプライチェーンの調整を支援する、コンテクストに応じた自己学習機能を活用するのみならず、予測的および処方的なアナリティクス機能を加えた、自律的なサプライチェーンを提供することです。Nucleus社は、JDAが、顧客が実現できる可視性とコントロールの境界をさらに押し広げることを期待しています。」

JDAの最高開発責任者 (Chief Development Officer) であるDesikan Madhavanurは次のように述べています。「Luminateポートフォリオを特徴付けるフラッグシップテクノロジーとして、JDA Luminate Control Towerを正式に発表できることを光栄に思っています。これは昨年、概念実証(PoC: Proof of Concept)の展開のために選ばれた主要なお客様と緊密に連携して市場に投入したソリューションです。この概念実証では、計画担当者の効率を約60%向上したり、物流費用を最大30%削減するなどの効果が確認されました。JDA Luminate Control Towerは、当社のお客様に変革をもたらす強力で革新的なデジタル中枢であり、将来のサプライチェーンの混乱を予測し、対応するための先進的な取り組みとして機械学習を活用しています。」

JDA Luminate Control Towerは、JDAの製品ポートフォリオを拡張、強化するJDA(R) Luminate™ ソリューションファミリーの中核となります。これは、SaaS、IoT、AI、高度なアナリティクス、複数プラットフォーム統合など、デジタルエッジのテクノロジーを採用したコグニティブ、かつリアルタイムなコネクテッドプラットフォーム上に構築されています。Luminateの詳細は以下をご参照ください(英文)。
https://jda.com/solutions/cognitive-saas-solutions/jda-luminate

JDAは、2019年1月13日～15日にニューヨークで開催されるNRF BIG Showのブース3037で、JDA Luminate Control Towerをご紹介します。

関連情報 (英文)
・Nucleus Research社の 「Control Tower Technology Value Matrix 2018」 レポート
https://nucleusresearch.com/research/single/control-tower-technology-value-matrix-2018/

・Luminate Control Tower詳細
https://jda.com/solutions/manufacturing-distribution-solutions/manufacturing-planning/luminate-control-tower

・Luminate Control Towerソリューションシート ダウンロード
https://jda.com/knowledge-center/collateral/luminate-control-tower-solution-sheet

・JDA Luminateポートフォリオ動画
https://jda.com/knowledge-center/collateral/luminate-video

・2019年1月13日～15日ニューヨーク開催のNRF 2019 (全米小売業協会主催の年次大会)、JDAの出展内容
https://jda.com/events/2019/nrf-2019



【JDAソフトウェアについて】
JDA(R) Softwareは、製造業、小売業、流通業、及びロジスティクス業界向けにサプライチェーン計画、実行ソリューションを提供し、SCM領域における企業のデジタル変革を支援しています。JDAの革新的なソリューションと他社の　追随を許さない業界に対する高い専門性は、企業のコスト削減、収益性の向上、及び可視性の改善を可能にします。JDAのソリューションは、消費財メーカー上位100社中77社、小売企業上位100社中75社、そして３PL上位10社中8社を含む、4,000社を超える世界有数の製造業者、小売業者、および物流業者で活用されています。詳細は https://jda.com をご参照ください。
JDAソフトウェア・ジャパン株式会社は1997年に設立され、20年以上にわたり、日本の大手企業のサプライチェーンに関する課題解決を支援しています。詳細は以下をご参照ください。
Webサイト: https://japanese.jda.com　　　Facebook: https://www.facebook.com/JDASoftwareJapan

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000011112.html