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(2019/2/12)
カテゴリ:調査レポート
リリース発行企業:株式会社LIFULL
買って住みたい街は「伏見」が1位、急上昇エリアの登場でトップ10は新たな顔ぶれに!借りて住みたい街1位は「岐阜」。ついに名古屋市内の駅からトップを奪取。
世界一のライフデータベース&ソリューション・カンパニーを目指し、不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」等の住生活関連サービスを提供する株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上高志、東証第一部:2120)は、このたび「2019年 中部圏版LIFULL HOME’S住みたい街ランキング」を発表しました。
中部圏「買って住みたい街」ランキングは、「伏見」が初の1位を獲得しました。そして、これまで「買って住みたい街」、「借りて住みたい街」ともに名古屋市内に集中する傾向がありましたが、今回は「岐阜」が「借りて住みたい街」ランキングの1位となり、ついに名古屋市内のエリアから奪取する結果となりました。これらの結果から中部圏では、「買って住みたい街」は名古屋駅の東側、「借りて住みたい街」は西側が選ばれる傾向がありそうです。
▼中部圏「買って住みたい街」「借りて住みたい街」ランキング
URL: https://www.homes.co.jp/cont/s_ranking/chubu/
■“データで見た”中部圏「買って住みたい街」「借りて住みたい街」ランキング
「データで見た住みたい街ランキング」は、『LIFULL HOME’S』で住まいを探すユーザーの検索・問合せ数をベースに算出した“実際に探されている街・駅”のランキング結果です。
中部圏「買って住みたい街」 「伏見」が初の1位に。
名古屋市中心部に人気集中するも顔ぶれに変化…郊外駅も上位に登場
中部圏「買って住みたい街」ランキングは、例年と同様に、名古屋市中心部に位置する駅がランキングの上位を占める結果となりました。ただし、これまでの「栄」「久屋大通」といった"ど真ん中の駅"が上位に登場する状況から変化し、昨年1位の「高岳」は2位に、「矢場町」も11位(昨年9位)に後退するなど、ニーズが中心部からわずかに散らばる傾向が表れています。
1位となった「伏見」は、昨年の5位から順位を上げてトップになりました。「伏見」も「栄」の西側に隣接する中心地ですが、これまでは主に商業地として使われることが多く、マンション販売が活発になったのはここ数年です。新たな名古屋市中心部の居住エリアとして、注目されていることがわかります。さらに、昨年と比べて「岡崎」が8位に、「三河安城」が9位に、「岐阜」が10位に、「春日井」も13位に上昇し、郊外駅が名古屋市中心部に集中するニーズに変化を与えています。いずれも名古屋市中心部へのアクセスが良好なベッドタウンで、一戸建てに対するニーズも反映された結果となりました。
中部圏「借りて住みたい街」 昨年4位の「岐阜」が1位に!ついに名古屋市内の街からトップを奪取
中部圏「借りて住みたい街」ランキングは、名古屋市内の街から1位の座を奪って「岐阜」が昨年の4位から上昇し、初の栄冠に輝きました。2位と3位は昨年と変わらず「新栄町」「中村公園」で、「藤が丘」は4位(昨年1位)となりました。
「岐阜」は「買って住みたい街」ランキングでも10位に上昇し、年々人気が高まっていることがわかります。「岐阜」から名古屋市中心部までは、JR東海道本線で約20分。長良川や金華山だけでなく、市内には公園施設が数多くあり、生活環境の良さが評価されています。賃貸ニーズは、通勤・通学のしやすさが最優先される傾向にありますが、家賃と交通利便性のバランスの良さが「岐阜」の人気を支えているようです。ただし、「岐阜」が1位になったことを除くと、トップ20のほとんどを名古屋市内の駅が占めるという結果になりました。郊外駅の「岡崎」「豊橋」「春日井」「豊田市」などが健闘していますが、借りて住むなら職場や学校の近くという条件で選ばれていることがわかります。
■(新設)“データで見た”中部圏 「買って住みたい」「借りて住みたい」行政区別ランキング
「データで見た住みたい街ランキング」では、今年から「買って住みたい・借りて住みたい行政区」の結果も発表しています。
買って住みたい行政区
「買って住みたい行政区」 “職住近接”の意向強く、名古屋市内の行政区が上位をほぼ独占…隣接する岡崎市が4位に
今回から公表を開始した「買って住みたい行政区」で、初の1位に輝いたのは名古屋市のど真ん中、名古屋市中区でした。2位に名古屋市東区、3位に名古屋市千種区が入り、名古屋市の中心3区がベスト3を占めるという結果となりました。
さらに、名古屋市16区のうち、13区がトップ20内にランクインしており、名古屋市内の行政区がランキングをほぼ独占する状況です。名古屋市内に人気が集中している理由は、首都圏や近畿圏では中心部の住宅価格は極めて高く、また広く商業利用されていますが、中部圏においては“職住近接”の意向が強く、名古屋市中心部に以前から住宅地が数多くあることが考えられます。名古屋市以外では、4位に岡崎市、8位に一宮市と春日井市が同点でランクインしており、11位以下には安城市、豊田市、岐阜市、刈谷市が登場しました。いずれの行政区も名古屋市中心部へのアクセスが簡単で、また企業城下町として発展しており、ベッドタウンに加えて、雇用の安定した生活圏としても人気を集めていることがわかります。
借りて住みたい行政区
「借りて住みたい行政区」 トップは名古屋市中区! 中心部に住みたいニーズが集中
中部圏の「借りて住みたい行政区」1位は、名古屋市中区という結果になりました。「買って住みたい行政区」と同様に、名古屋市16区のうち13区がランキングに登場しており、名古屋市内に住みたいニーズが集中する状況は、買って住みたい場合と変わりがありません。ただし「借りて住みたい行政区」では2位に名古屋市中村区、3位に名古屋市中川区と名古屋市中心部から西側の新興住宅地がトップ20内にランクインしており、名古屋駅周辺へのアクセスの良さとともに、比較的家賃相場の安い西側エリアへの支持が高まっています。「買って住みたい行政区」で2位だった名古屋市東区は14位に、3位の名古屋市千種区も5位に後退しています。大きく分けると名古屋駅を境に、西側では"借りて住みたいニーズ"が、東側では"買って住みたいニーズ"が高いことがわかります。
また、「買って住みたい行政区」で4位だった岡崎市が「借りて住みたい行政区」でも4位にランクインしています。岡崎市は、三河地区の中心地で、独自の経済圏および文化圏を持つことから、住みたいというニーズについても高い支持を得ています。
■調査概要
○ データでみた住みたい街ランキング
対象期間: 2018年1月1日 ~ 2018年12月31日
対象者: LIFULL HOME'S ユーザー 中部圏は愛知県、三重県、岐阜県を対象とした
集計方法: LIFULL HOME'S に掲載された賃貸物件・購入物件のうち、問合せの多かった駅名をそれぞれ集計
分析: LIFULL HOME'S 総研
LIFULLグループは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、より多くのみなさまの暮らしを安心と喜びで満たす、住生活情報サービスを提供してまいります。
■株式会社LIFULLについて (東証第一部:2120、URL:LIFULL.com/)
株式会社LIFULLは、「不動産業界の仕組みを変えたい」という信念のもと、1997年に設立した住生活情報サービス運営企業です。主要サービスの不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」は総掲載物件数No.1(※)。住まいを中心に介護、インテリア、保険など周辺分野にも事業を拡大し、現在はグループとして世界63ヶ国でサービス提供しています。
LIFULLグループは、「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、世界中のすべての人に、安心と喜びのライフソリューションを提供します。
※産経広告社調べ(2018.1.7)
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