根拠示し第2波に備えよ 日本はやや落ちついてきたが、グローバルにはパンデミック(世界的大流行)が加速している。PCR検査数が他の先進国と比較して格...

長引く耐乏、手探りの新常態 中国は厳重な封じ込め措置を採って新型コロナウイルス肺炎の蔓延(まんえん)を抑え込んだが、払った代償は大きかった。第1四半期の国内総生産&#...

香港、脅威迫る繁栄の礎 去る5月28日、全国人民代表大会(全人代)は「香港版国家安全法」の制定方針を採択した。 新法方針は「外国勢力の香港干渉」に反...

「絶対的価値観」で社会守れ 私たちは間違いなく誰でも夢を描いて生活している。それではどのような価値観の下で、研究し、教育し、業務をし、生活しているのであろうか。 今...

ポストコロナ、女性活躍の場 もし東京電力の社長が女性だったら福島事故は防げたか−。あえて刺激的な質問を原子力技術の若い担い手たちの研修会で投げかけてみた。2019年末から20年初にか...

グローバリズムで危機脱出 これまで何度となく人類を襲ってきたパンデミック。ポスト・パンデミックとして、新たな世界が誕生しようとしている。 14世紀に欧州で猛威を振る...

世界が背負う代償大きく コロナウイルス禍によって、米中関係がさらに深刻な対立に発展しつつある。日本では、中国は内政面で果断な措置で感染を封じ込め、外交面でも「マスク外交」をしたたかに...

日本、「3妄」から目覚めよ 日本の新型コロナとの闘いにはなかなか先が見えず、目下のアジアの優等生は台湾と韓国だ。4月27日現在、台湾の感染者はわずか429人、死者6人、韓国はそれぞれ...

そこで日本国際問題研究所客員研究員(現代中国研究家)で、日刊工業新聞の提言企画「講壇」執筆者である津上俊哉氏による、特別寄稿「『コロナ・パンデミック後の世界』三景」を掲載する。 ...

大量の知見・情報統合急げ 新型コロナウイルスによる世界的パンデミックは、急増し続ける感染者と犠牲者の数に「医療」はもちろんの事、「政治」、「経済」も激しい恐怖の渦中に巻き込んでいる。...

脱出のカギはデジタル革新 中国に始まった新型コロナウイルスは瞬く間に世界中に広がり、今世代の人類最大の危機となった。国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は世界...

社会システム変革期が到来 2019年秋に中国の武漢で発祥した新型コロナウイルスによる肺炎が、瞬く間に世界中に拡散し、5日現在、感染者は120万人、死者6万人を超え...

団結できず深まる分散化 中国における新型コロナウイルス肺炎は終熄(しゅうそく)段階に向かいつつあるようだ。昨年末の武漢に起きた異変を報じようとした医師らは処罰され、情...

変わりゆく「国家」と「個人」 高校生の頃、「格調高い英語とはこういうもの。1週間で丸暗記せよ」と渡されたのが20世紀・英国の強烈な知性、バートランド・ラッセル卿の論文「自由とは何か」...

時間軸定め4次元の改革を 新型コロナウイルスが世界中を震撼(しんかん)させている。世界的にその対応はアカデミアも含めて混沌(こんとん)とした状況だ。感...

とんがった外交で廃絶主導を 核不拡散条約(NPT)が発効してから今年で50周年である。5月には第10次NPT再検討会議が開催される。また核兵器の開発、実験、生産、取得...

「ポスドク」是正、リーダーに 「博士が100人いる村」という作者不詳の創作童話がある。20人がポストドクター(ポスドク)という設定になっているが、現在わが国では若手研...

「外から目線」やめ収束へ急げ 米中貿易戦争が年初に「一服」したかと思ったら、今度は武漢に端を発した新型コロナウイルス肺炎の大流行が中国と世界を揺るがせている。 武漢...

「警察官」不在、官民で知恵を 1989年の市場経済移行から30年、04年のEU加盟から15年、欧州ではポーランド経済の堅調さが目立つ。原動力は好調な直接投資流入で...

「医療」は医学を中心に、さまざまな学問や文化の支えにより総合的に進化・発展してきたものと考える。その医療が倫理に基づくことは、ヒポクラテスの時代にさかのぼるまでもなく疑う余地はない。繰り返すが今日の医...