乃村工藝社は過去3年にわたり、国内外で150以上のデザイン賞を受賞している。客観的評価を通じ企業価値と関係者のモチベーションが向上し、プロモーションにもつながる―。こういった効果を得られることが、デザ...

約130年の歴史を誇る乃村工藝社は大正時代、菊人形を活用した「段返し」という演出装置を国技館で手掛け話題を集めた。ディスプレーの先駆けとなる大胆な発想と挑戦力は歳月を経て発展を遂げ、現在は商業施設やホ...

楽天最初のブランドとなるインターネット・ショッピングモール「楽天市場」の名称には、安土桃山時代に「楽市・楽座」によって人々でにぎわった「市場」のような場所をネット上に創り、未来を信じて明るく前向きに「...

楽天は、「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」ことを企業理念に掲げている。理念の具現化に向け、行動指針・思考体系の基盤としているのが「楽天主義」だ。実現しようとする五つの価値観「...

経済産業省が2年前に発表した「デザイン経営」宣言では、デザインを活用した経営手法の推進が提言された。それには(1)経営チームにデザイン責任者がいる(2)事業戦略の最上流...

新型コロナウイルス対策で政府は小中高校などを対象に、全国一斉の臨時休校を要請した。自宅で留守番をした小さな子どもも少なくなかったと思われるが、家の中には危険が潜んでおり、ふとしたはずみで事故も発生する...

積水ハウスは、キッズデザイン戦略を進めるに当たり、親の視点に基づいた子育てではなく、子ども自らが成長しようとする“子育ち”という考え方を重視した。このためスイスの心理学者、ジャン・ピアジェらの理論をベ...

子どもたちが安全に暮らせ、感性豊かな成長を支援する商品・サービスを、キッズデザインと呼ぶ。そのデザインを家づくりに積極的に取り入れ、「キッズ・ファースト」として経営戦略の重要な柱に掲げているのが積水ハ...

主に漫画で登場人物のせりふを表現するため、絵の中に設けられた空間のことを「ふきだし」という。それをデザイン化し、ビジュアル・アイデンティティー(VI)として展開しているのが富士通だ。&...

富士通の現在のブランドプロミスである「Shaping tomorrow with you」は、「お客様とともに成長する」「長期的なパートナーシップを大切にする」「ICTの力で社...

社会や顧客に対する約束事をブランドプロミスといい、企業の価値や行動を発展させるためのけん引役を担う。これをきちんと体系立てて実行しているのが富士通だ。 同社は1935年に通信機器メー...

工場で無駄になっているモノや業務用として使われている製品、先人の知恵が生きている道具などを探し出し、それをできるだけシンプルな状態で商品化するのが無印良品の元々の哲学だ。 しかし企業...

1980年代に突入すると、商品にブランド名を付加するだけで価格が上昇する傾向が鮮明になる。これに伴い、過剰な広告で売り出す戦略が広がり、物の価値以外の部分が過大に評価されるようになった。ただ、「本当の...

テーマは「守るチカラ。創るチカラ。

世界の有力企業の間で、デザインを経営の中心に据える動きが加速している。組織の文化を刷新し「変革」というソリューションを提供する役割を果たすからだ。一方、日本ではデザインの有効性を認識している経営者が少...

デザインは人間が作り出した特別なチカラと言えよう。

最近、新聞や雑誌の記事で、人工知能(AI)に関する「2045年」問題と言う言葉をよく目にするようになった。2045年にコンピューターの能力が人類を超えると予測されたことに端を発し、それ...

30日には石坂産業(埼玉県三芳町)の石坂典子社長が「『五感経営とITのチカラ』〜絶体絶命からの大逆転を果たした2代目社長の経営論」と題し講演する。

世界のデザイントレンドを知ることは企業の商品や製品開発には欠かせない。情報を収集する上で注目してほしいのが毎年4月にイタリアで開催の「ミラノサローネ」の名で親しまれる「サローネ・デル・モービレ・ミラノ...

新年あけましておめでとうございます。 皆さんは毎年お正月をどのように過ごされるだろうか。日本の方にそう問いかけると、「月並みですが、家族で神社にお参りに行き、お節料理とお雑煮を食べま...