特殊鋼・ステンレス各社の2011年4―9月期は、東日本大震災の被災による停滞を乗り切って回復した特殊鋼に対し、ステンレスは円高と主原料のニッケル価格下落の影響を受けて業績の落ち込みが目立ち、明暗を分け...

大規模な電力事故もなく夏を終え、大口需要先である自動車の生産も回復してきた。... 同じ鉄鋼業界でも、生産台数が急回復している自動車向け鋼材を作る事業所は回復の動きが速い。東北スチールと並んで位置する...

ただ田中理事長は「自動車向け出荷は10―12月期に前年同期比70%、12年1―3月期に同110%になるだろう。... 同工業会がまとめた10年度の特殊鋼工具生産出荷推移は生産額が前年度...

軸受事業の自動車向けの依存度を下げるため、産業機械向けを伸ばす戦略だ。... 日本精工は予想外の需要に対応するため自動車向け軸受の供給を優先し、産業機械向け軸受の納期を遅らさざるをえなかった。... ...

特殊鋼・ステンレス各社の2012年3月期は、主要顧客である自動車業界の生産計画が見通せない中で、上期を中心に需要が落ち込むことは確実。... 震災の影響が大きい自動車業界への依存度が高いためで「上期の...

自動車向けなどひも付き(大口・特定需要家向け)の価格交渉次第だが、資源インフレが進む情勢をにらみ「市況の下がる要因は見当たらない」(問屋筋)と読む向きが多い。 ...

自動車に搭載する小型・高出力モーターでは今後、フェライト磁石に比べ磁力が大きいネオジム磁石の採用が拡大する。... 大同特殊鋼子会社のダイドー電子(岐阜県中津川市)とトヨタ自動車系の愛...

自動車生産の堅調さを受けて特殊鋼の販売数量が回復するためで、希土類磁石など新規分野の需要も業績を押し上げる。... 「クルマの需要が堅調ということで、上期は好調な結果に終わった」(花村公生日立...

【名古屋】大同特殊鋼が28日発表した2010年4―9月期連結決算は、売上高が2294億円(前年同期比43・5%増)と上期ベースで2期ぶりの増収で全利益項目が黒字転換した。自動車...

亜鉛は自動車向けなどが堅調なことを反映して増産する。... 三井金属は「依然として自動車向け需要は堅調」で、フル操業を継続する。 ... このほか住友鉱はニッケル生産設備を09年度から増強・更...

全国の特殊鋼問屋で組織する全日本特殊鋼流通協会がまとめた特殊鋼流通統計調査によると、6月の販売量(構造用鋼・工具鋼・特殊用途鋼)が前月比1万7437トン(10・2%&#...

3月比では3・8%減と減少したが、依然として輸出向けが堅調で、需要の回復基調が続いている。 前年の同時期と比べると自動車向けを中心に回復している。... 鋼種別では普通鋼が698万60...

特殊鋼や普通鋼の棒線・線材の国内向け、海外向けすべてが対象。4月から鉄鉱石や鉄鋼原料用石炭の大幅な値上げが確実なうえ、需要も自動車向けを中心に堅調で推移しているため。

【名古屋】大同特殊鋼は15日、嶋尾正副社長(60)が6月下旬に社長に昇格すると発表した。... 今後の同社の成長に欠かせない新興国市場の開拓や、自動車向けの高機能材料の販売などでの手腕...

大阪地区の機械構造用炭素鋼(SC材)相場は横ばい。... 店売り主力の建・産機向けに光が差さないことから、反転の動きを見せた普通鋼鋼材に比べ「特殊鋼は回復が遅れる」(同)...

足元の薄鋼板市況は、自動車向けの回復と好調な輸出を受け、店売りの流通玉は少なく、強含んでいる。ただ、自動車用鋼板の大半は、鉄鋼メーカーと自動車メーカーが直接取引するヒモ付き(大口・特定需要家向...

一方、大同特殊鋼と日本高周波鋼業は10―12月期で黒字転換を果たせず、ほかの2社とともに多額の赤字を計上。... 日立金は自動車や半導体・液晶、家電向けなどの素材が回復し、10―12月期で64億円の経...

国内向け鋼材生産は同32・5%増の1449万6000トンを見込む。 ... このうち普通鋼鋼材は同43・9%増の1874万7000トン、特殊鋼鋼材は同2・0倍の479万5000...

鋼材も鋼板や特殊鋼棒線などの輸出が伸びている。... 「インドでは建機の工場を新設するし、鉄鋼では現地企業との提携で高い伸びが見込める自動車向けを着実に捕捉する。

同社の鉄鋼部門は中国を中心に自動車向け特殊鋼線材の2次加工を展開中。... だが、特殊鋼やハイテン(高張力鋼板)、特殊表面処理鋼板など地場の企業が作れない品質のオンリーワン製品なら、追...