堅調な海外市況を受けて東京製鉄・岡山工場(岡山県倉敷市)が断続的に買値を引き上げ、地区電炉も追随している。... 鉄鋼需要は世界的な景況感悪化で盛り上がりを欠く。国内ではコスト高による...

日本鉄鋼連盟がまとめた11月の国内粗鋼生産量(速報)は、774万2900トンと前年同月比10・6%減り、5カ月連続で前年を下回った。... 景気減速に伴う輸出産業や設備関連産業...

自動車部品については、金額ベースの域内調達比率の最低水準が62・5%から75%に引き上げられる。鉄鋼やアルミニウムの域内調達率にも新たな規定が設けられる。

日本鉄鋼連盟の北野嘉久会長(JFEスチール社長)は19日の会見で、国内粗鋼生産量が2019年度、20年度と2年続けて1億トン程度にとどまるとの見通しを示した。... 鉄連が同日発表した...

“日本車制限”にも影響か 11月15日、連邦の米国国際貿易裁判所(CIT)は、トランプ大統領が昨年8月、トルコからの輸入鉄鋼に限定して追加関税を25%から50...

ただし財政再建をめぐっては、10月の消費税率引き上げによる税収増の約半分は、教育負担の軽減・子育て層支援などに充てられる。... 海外需要低迷で鉄鋼が落ち込んだ上、東京五輪の需要が一巡した窯業・土石製...

メーカーは原料購入価格の引き上げとともに製品価格の再値上げを視野に入れ販価再構築にカジを切る。 ... 大阪鉄鋼流通協会がまとめた10月の異形棒鋼販売量は前月比4・1%増の1...

台風の被害が鉄鋼各社や顧客企業に及んだことや、世界経済の減速に伴う内外需の減少が響いた。... 台風15号や19号で鉄鋼各社の製造設備が被災したことや、需要産業の生産活動の水準が低下したことが影響した...

【需要低下】 背景には電炉・高炉の両鉄鋼メーカーの粗鋼生産低迷がある。... だが、日本にとって最大の鉄スクラップ輸出国である韓国は、メーカー在庫が潤沢であることから、日本産鉄スクラ...

消費税引き上げに伴う駆け込み需要を見越し、ノート型、デスクトップ型パソコンで増産がみられた。... 台風で生産調整があった鉄鋼・非鉄金属やアルミニウム製建具などがある金属製品などが低下業種となった。&...

地区別では景況判断を引き下げたのは、前期(4―6月期)に引き上げていた中国だけで、他の地区はおおむね緩やかな持ち直しか横ばいだった。 ... 米中貿易摩擦の影響で鉄鋼...

大阪鉄鋼流通協会がまとめた9月の鋼管品販売量は稼働日増を要因に前月比9・2%増の7837トン。... 鋼管メーカーは母材コイル価格高騰を背景に2016年末以降、随時製品販価を引き上げてきた。

先行きについては、消費税率引き上げ後の消費者マインドと、台風19号などの影響に留意する必要を明記した。... 足元はIC(集積回路)の輸出が下げ止まっているが、工作機械や自動車は依然弱...

対米貿易摩擦などを引き金に中国経済の先行き不透明感が強まっていることや、消費税率引き上げの影響で、鋼材の需要が同2・9%減の2292万トンに落ち込むと予想した。 ... だが...

一部の電炉メーカーで、鉄スクラップ入荷促進のために盆明けに買値引き上げが見られたが、今回の改定で関東地区の電炉メーカー買値(H2相当、炉前)は同2万2500―2万3500円となった。&...

一方、クロム系冷薄は鉄鋼原料の値上がりを受け、値決めの基本となる「ベース価格」部分を同5000円引き上げる一方で、アロイ価格を同額引き下げるため、相殺される格好で据え置きとなる。 同...

需給緩和で鉄鋼市況が弱含む中、流通は価格維持に懸命だ。 大手高炉はコスト上昇に価格重視の販売姿勢を強調、トヨタは支給材価格引き上げを決めた。

【16年末から上げ】 鋼管メーカーは母材コイルの高騰を背景に2016年末以降、製品販価を随時、引き上げてきた。... さらに高炉は生産コスト上昇を受けて素材販売価格を引き上げ。......

鉄鋼メーカーも慎重販売姿勢を見せる。... 製造コスト上昇による製品価格の引き上げを検討しているが、市中の需給バランスが整うまで時間を要すると判断したもよう。

(田崎真紀) 市中の鉄鋼流通業者は、高炉メーカーが製品値上げを進める中、トヨタが決定する支給材価格の行方を注視していた。先駆けて行われたトヨタと日本製鉄など大手鉄鋼各...