主力のブレーキ事業の低迷やエレクトロニクス製品の不振を背景に、売上高は昨年10月予想比200億円減の2870億円、経常利益は同60億円減の90億円、当期利益は投資有価証券評価損や早期退職優遇制度による...

事業構造改革や投資有価証券評価損などで特別損失が膨らんだ帝人、三菱レイヨン、東洋紡の3社は当期赤字となった。 同日発表した三菱レイヨンは、大幅な需要後退やアクリル繊維事業の抜本的な構造改革費用...

セーレンは5日、連結子会社のKBセーレンの天然繊維事業の再編策をまとめた。天然繊維事業のうち生活資材用のプリント事業、アパレル向けシャツ事業は3月末に長浜工場での生産を停止する。... 今回の事業再編...

セグメント別では合成繊維事業がポリエステル繊維の低迷や高機能繊維の需要減退に伴い、売上高は同400億円減の2800億円、営業損失は同160億円減の20億円に悪化。化成品事業もOA、電子機器向けポリカー...

帝人は28日、高機能繊維事業グループを「アラミド繊維事業グループ」と「炭素繊維事業グループ」に分割し、4月から8事業グループ体制で運営すると発表した。アラミド繊維事業グループは帝人テクノプロダクツを中...

商社部門の改革を終え、繊維事業の構造改革はアクリル繊維事業の整理で08年度内に完了する。アクリル繊維は国内衣料向けに特化品を残すほか、炭素繊維材料の特殊アクリル長繊維(プリカーサー)や...

同社は原油蒸留後の残りの留分を利用したピッチ系炭素繊維とその加工製品を製造する。ピッチ系炭素繊維は耐熱性に優れているため、半導体用シリコンの製造工程で断熱材として使われる。... 中国・上海や米国・ペ...

三菱レイヨンは、アクリル繊維事業の構造改革に伴う特別損失130億円と投資有価証券評価損103億円を計上する。... アクリル繊維事業は赤字経営からの脱却を図るため、08年度から構造改革を進めてきたが、...

【東洋紡・坂元龍三社長/変革する集団に】 繊維事業など不採算事業の構造改革は08年度末にほぼ決着が付く。... 海外事業拡大は変えず、国内事業の収益性強化と強固な経営基盤の確立に重点...

保温インナーに採用される保温繊維は、水分を吸い込む時に熱を発する仕組みを使った吸水(吸湿)発熱繊維が主流。... 短繊維事業部長の三木憲一郎さんは、「SPAもPBもそれぞれ主要客層があ...

世界の炭素繊維シェア7割を占める東レ、三菱レイヨン、東邦テナックスの国内3社の炭素繊維事業が収益面で踊り場を迎えている。... 東邦テナックスの推計による08年の世界の炭素繊維需要は前年比14・9&#...

帝人ファイバー(大阪市中央区、唐澤佳長社長、06・6268・2620)は、直径700ナノメートル(ナノは10億分の1)のポリエステルナノ繊維「ナノフロント」を使用したフ...

「繊維は国内生産にウエートを置きすぎた。... 「繊維事業の落ち込みはデニムの不振が大きい。... 分社初年度から繊維事業は単体黒字でスタートしたい」と黒字化へ向けラスト・スパートをかける。

日清紡は12日、繊維事業のインドネシア子会社「ギステックス ニッシンボウ」に対し20億円以上の設備投資を、年内に行う意向を明らかにした。日清紡は繊維事業の国内生産を整理縮小し、外注、海外子会社...

非繊維比率を高める各社にとって、自動車やエレクトロニクス関連事業の減収が大きく響き、クラボウを除く5社が減収。... 一方、シキボウや富士紡ホールディングスは高付加価値品に重点を置き、繊維事業では営業...

ユニチカは高分子事業が増収営業増益となったが、環境、繊維事業で収益が減少した。繊維事業は2億円の営業赤字。 ... 原燃料価格の上昇は一段落したが、米国を中心とした景気後退が広がり、繊維などを...

08年4−9月の原燃料高や米国の金融危機に端を発した世界経済の低迷で、化学・合繊業界は、本業である化成品や繊維事業が低迷する中、傍流である医療事業が新たな事業の柱として業績を支えつつある。... 今後...

クラレの08年4―9月期連結決算はポバール事業の好調を背景に売上高は2093億円(前年同期比1・5%増)となったものの、減価償却費負担が重く経常利益は222億円(同1・...

日清紡は09年4月、繊維、ブレーキ製品、精密機器、化学品、紙製品の5事業を分社化し、新たにエレクトロニクス事業を加えた持ち株会社「日清紡ホールディングス」として新たなスタートを切る。... 「これまで...

【名古屋】豊田通商は30日、完全子会社の東洋経編(大阪市中央区)を1日付で「豊通テキスタイル」に社名変更し、豊田通商の生地生産事業を移管すると発表した。繊維事業の川中分野の中核会社とす...