大阪大学産業科学研究所の家裕隆(いえ・ゆたか)准教授らは23日、独マックスプランク高分子研究所と連携し、光電変換効率が9%と高い非晶質の太陽電池素子を開発したと発表した。従来、...

大阪大学大学院工学研究科の石本卓也准教授と中野貴由教授は、背骨の疾患治療に使う脊椎インプラントを埋入した後、脊椎骨の健全性(健康度)を評価する指標と解析手法を確立した。脊椎インプラント...

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の原エミリオ助教、松本卓也教授らは大阪大学と共同で、骨が形成されるメカニズムをマウスで見いだした。軟骨細胞の細胞膜断片が骨石灰化の起点になるという。骨の成長に適した環境...

東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科の赤沢智宏教授と大阪大学の関口清俊教授らは、ヒト骨格筋に存在する内在性幹細胞「サテライト細胞」を、未分化の状態で培養する手法を開発した。創薬スクリーニングのほか、...

阪大ではURAの1人が副学長に就く事例が出て、URAの知名度向上とキャリアパスの魅力の双方から注目を集めた。阪大の八木康史理事は、「教授、准教授、講師、助教からなる教員と同様に、URAも大学によらず4...

大阪大学発ベンチャーのプロテクティア(大阪府茨木市、田中伸幸社長、06・6155・8553)は、抗ウイルス・抗菌部材の評価試験事業を強化する。現在のホームページからの受注に対応するのに...

京都大学霊長類研究所の中川浩研究員と高田昌彦教授、大阪大学大学院医学系研究科の山下俊英教授らは、脊髄損傷後の手指機能の回復を抗体による治療によって促進できることをサルで確認した。神経の自由な成長を抑制...

大阪大学大学院工学研究科の黒崎健准教授らは日立製作所と共同で、室温付近で高い効率の熱と電気の変換を示す新物質「YbSi2」を発見した。資源量が豊富で毒性のないシリコンが主材料で、実用化しやすい。工場や...

大阪大学国際医工情報センターの平田雅之寄付研究部門教授らは、ヒトに似せたアンドロイドに対してヒトが違和感を持つ「不気味の谷」と呼ばれる現象の際の脳機能を解明した。パーキンソン病治療時に電気刺激する脳の...

大阪大学産業科学研究所の駒谷和範教授らは21日、人工知能(AI)が人との自然な対話の流れから、単語を学ぶ手法を開発したと発表した。事前の登録情報にない、未知の単語が対話中に出てきたとき...

社会を見据えた技術開発に積極的な阪大の先生方に、当社の方が引っ張られている」―。NTNの寺阪至徳常務は、阪大との産学連携に対する期待感をこう表現する。... 100年の歴史で培った同社基盤技術と、人工...

【実データ演習】 阪大では17年10月よりパイロット講座を開講し、東大においても18年2月の開講に向けて準備を進めている。... 既に開講している阪大の受講者の所属企業の業種は、機械...

阪大によると、5月18日~7月4日の間、教員1人のIDでシステムに不正ログインされた。... 阪大は「極めて重大な問題と受け止め、個人情報の取り扱い、IDとパスワードの適切な管理について一層...

大阪大学大学院基礎工学研究科の境慎司教授と田谷正仁教授、富山大学理工学研究部の中村真人教授らは、インクジェット式のバイオ3Dプリンターで、複数の異なる細胞を含んだ3次元構造物の造形に成功した。液滴の積...

(編集委員・山本佳世子) 阪大は2013年度開始の文部科学省の支援事業「研究大学強化促進事業」に採択され、マイノリティーの研究者の支援をURA活動の柱の一つに据えた。

阪大が都道府県として協定を結ぶのは大阪府が初めて。「もともと阪大は、大阪府民や地元政財界の支援で創設された。

大阪大学高等共創研究院先導的学際研究機構の大久保敬教授らは、燃焼させず常温・常圧でメタンガスを用いたメタノールの合成に成功した。 光照射で反応させた二酸化塩素でメタンの反応を促進し、...

(大分支局長・宗健一郎) 【略歴】79年(昭54)阪大工卒、84年三和酒類入社。

文科省事業の各大学が18年度に開講するのに対し、阪大と東大はNEDO特別講座として17年度から試行的に教育を始めた。阪大は大学院生レベル、東大は学部生レベルのカリキュラムを用意し、製造現場や顧客行動な...

大阪大学微生物病研究所免疫学フロンティア研究センターの齋藤史路特任研究員と平安恒幸特任助教、荒瀬尚教授らは、世界三大感染症の一つであるマラリアの重症化メカニズムを解明した。病原体のマラリア原虫に感染し...