北海道内の特色ある中小企業の情報発信を目的に始めた連載「北の大地に輝く」が7日付で50回に達した。

アオキ製作は薄板を加工して、さまざまな完成品に仕上げる。厚板を切削加工して機械や設備などの部品をつくる中小企業が集積する“鉄の街”室蘭で異彩を放つ。工程のなかではプレスと溶接のウエートが高く、部品加工...

伊藤組モテックは北海道内で唯一の太陽光発電パネルメーカーだ。従来はOEM(相手先ブランド)供給のメーカーだったが、6月に自社ブランド品の販売を開始し、事業構造を自社製品中心へと転換して...

ADMは建設工事現場をすっぽりと覆う仮設上屋のパイオニアだ。もともと土木建設業者だった同社は「雪が降る冬季も仕事ができるようにし、通年雇用を維持する」(仁村優治社長)ことを目的に、19...

▽社長=関山憲充氏▽本社=旭川市永山北3条7の1の11、0166・48・7261▽資本金=1000万円▽売上高=約1億2000万円(10年10月期)▽従...

たすくの旧社名は「中標津貨物自動車」。ダンプカーによる砂利の運搬を主力事業としていた。20年ほど前に経営を引き継いだ家次秀浩社長は「公共事業に依存する下請けの仕事に、将来性と魅力を感じなかった」と業種...

第1弾が松前漬けにイクラとアワビを載せた「北の宝石箱」。... ▽社長=北村勝満氏▽本社=札幌市中央区北14条西18の1の18、011・374・1122▽資本金=4000万円▽...

飯田ウッドワークシステムは5月に東京工場(東京都檜原村)を完成、満を持して関東に本格進出を果たした。主力製品は木製サッシ。飯田信男社長によると、価格はアルミニウムの3倍、樹脂の1・5―...

「北海道の旅」2日目である。札幌はホテルニューオータニに宿泊する。昨夜は「呑み屋 お茶の間」という奇怪な飯処というか酒場で過ごしたせいか寝つきが悪く、(楽しさはいっぱいという良い意味で...

ヒロシ工業は4月にエア・ウォーターグループの一員となり、再生に向けて新たなスタートを切った。前職がプロパンガスなどを扱う北海道内のエア・ウォーターグループ企業の社長だった目黒正則社長は「従業員が安心し...

バイオマテックジャパンは、氷頭(ひず)と呼ばれるサケの頭に含まれる鼻軟骨を原料とする機能性素材の製造・販売を手がけるベンチャー企業。すべて北海道産のサケを使用する。しかも従来、多くが捨...

臼井鋳鉄工業は「世界で当社だけ」(臼井憲之社長)という製品を手がける。それはダクタイル鋳鉄一体成形技術で製造する鋳物スピーカー。臼井社長は「音に透明感、臨場感、切れがある」と特徴を説明...

前田電機製作所は東日本大震災被災地の工場から受注した電動機の再生作業に追われている。第1弾の受注は鉄鋼関連、第2弾は製紙関連。合わせて約80台の規模だ。

JPMOLDはプラスチック金型の設計、製造を手がける。北海道は金型メーカーが比較的少なく、北見地域では同社が唯一という。アジアなど海外メーカーに比べて優位性がある小物精密機構部品用金型に特化する路線を...

今年5月26日、洋菓子メーカー、きのとや本社で食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000」の認証授与式が行われ、登録証を手にした長沼昭夫社長は満面の笑みを浮かべていた。この認証を持つ食品...

静内衛生社は公共下水道処理施設や浄化槽の維持管理事業を主力に、幅広い環境関連事業を手がける。こうした経験を生かし、北海道大学や産業技術総合研究所などと共同で浄化槽用固形シーディング剤(汚水処理...

▽社長=野口誠氏▽所在地=札幌市東区北43条東18の2の15、011・783・4530▽資本金=1000万円▽売上高=約1億5000万円(11年2月期)...

アクトは「すべてはお客さまのために」を経営理念に、“農畜産業支援企業”として事業を展開している。内海洋社長は以前、農機メーカーの営業マンだったが、独立。アクトを立ち上げた当時、前職からの多くの顧客に助...

光豊は納豆・豆腐メーカーの生産ラインの包装工程を支えている。納豆や豆腐はスーパーなどで、二つか三つのパックが商品名などを印刷した薄いフィルムに巻かれた状態で売られている。同社はそのフィルムを巻く帯掛け...

日本システムデザインは、“鉄の街”室蘭を拠点に情報システム・ソフトの開発、保守サービスを展開する。鉄鋼向け制御システムで培った技術力とノウハウをベースに医療、金融、物流などへと事業領域の拡大を推進。同...