世界で熾烈(しれつ)な競争が繰り広げられているこの分野で、日本の若手研究者の活躍が目立つ。その一人が慶応義塾大学理工学部の安藤和也准教授だ。... 博士号取得後、東北大の齊藤研究室で助...

おことわり/「拓く 研究人」は休みました。

そこで光合成研究のモデル生物「シアノバクテリア」の研究の第一人者だった、東京大学大学院総合文化研究科の池内昌彦教授のもとに進学。... 修了後は「シアノバクテリアの全遺伝情報(ゲノム)...

研究の柱の一つが初期宇宙に存在したとされる急膨張期「インフレーション」に関する研究。... 「先輩からは、宇宙関連の研究分野で任期なしの職に就くのは難しいと聞いていたが、研究者をやめようとは思わなかっ...

これまで2000人が“触感作り”に挑戦し、60万人が体験している。 ... 研究の道に進んだきっかけは幼少期にある。千葉県浦安市で育ち、子どもの頃から地元にある東京ディズニーランドが...

東京大学地震研究所観測開発基盤センターの前田拓人助教は、地震や津波などに伴って発生する揺れについて研究している。地震と津波の両方を研究対象とする研究者は珍しく、「国内の同世代では私くらいでは」と分析す...

川原村准教授はこれまでさまざまな分野の研究に従事してきた。... 高知工科大学に赴任して以降は、異分野である機械系の研究に取り組んだ。 ... さらに「それぞれの技術の原理を知り、本...

用途は、人を検知するいわゆる「人感センサー」。... 道路渋滞を緩和するため、自動車の車体の検出を目指す研究に着手したことがきっかけだった。... 「器用ではないので苦労も多いが、自分のアイデアでモノ...

この謎に明確に答えられる研究者はいないだろう。... 三度目の正直で見事合格し、2004年4月から東大の山本智教授の研究室で宇宙の研究に従事することになった。 入学後、フランスの研究...

3年後の97年には「飛び級」で東工大大学院理工学研究科に進学。東工大での研究対象は、今の生体膜ではなく高分子膜で、燃料電池のセパレーターや、海水の淡水化に使う膜の研究に取り組んだ。 ...

同大大学院工学研究科の山本大介准教授は、メイちゃんと人が双方向で音声対話できる仕組み作りを手がけた。 ... 現在も研究で大切にしているのが、人と組むこと。1人では研究できないと考え...

同大大学院工学研究科で超音波の物性を学んだ。... そこでコウモリの研究に出合う。... 05年に退職して研究者の道を選んだ。

桐蔭横浜大学大学院工学研究科の古郷敦史博士研究員が「世界中で研究されている分野で、競争相手が多い」と指摘するように、世界全体では1日に10本程度の成果が報告される。... 基礎研究の成果を実用化に結び...

そこで学部4年生での研究室配属の際に、ISSの微小重力環境を利用してメダカの研究計画を進める工藤明教授の研究室の門をたたいた。そこから宇宙と生命をまたいだ分野の研究生活が始まった。 ...

産業技術総合研究所集積マイクロシステム研究センターの武井亮平研究員は、ポンプの振動だけで発電して稼働状態を無線で知らせるセンサーを開発した。... 武井研究員は「センサーで設備を監視できることは立証で...

“研究のための研究”から“社会のための研究”へ。... 同センターには基礎研究の成果を企業に受け渡す役割があり、コスト低減など実用化に向けた研究も重視する風土があったためだ。 ......

「拓く 研究人」は休みました。

人の肌がディスプレーになったら、どのような未来が開けるのか―。... 東大の染谷隆夫研究室で学部時代から一貫して有機半導体の研究に取り組んできた。... 横田氏はこうした最先端の研究に触れる中で、「常...

「研究と教育を両立させたい」と、4月に物質・材料研究機構から転身した。 ... ただ、それらの研究は低分子がほとんど。... 病気の診断、治療に貢献したいとの思いが高分子研究の出発点...

大阪市立大学複合先端研究機構の野地智康特任講師の研究テーマは、「ガラスの葉」による人工光合成。... 「名古屋大学にいたころ、一人の学生が『酸素を取り除かずにやろう』と提案したことがきっかけだった」と...