その綱川氏は東芝生え抜きで医療機器事業の経験が長い。16年に1度目の社長に就任すると半導体メモリー事業売却など構造改革を進めた。... その場合、主力4事業子会社の社長を務める代表執行役専務の今野貴之...

半導体メモリー事業売却や上場廃止を防ぐための約6000億円の増資などに道筋を付け、20年に会長に退いた。... 東芝による新たな事業計画も6月上旬に発表する。

米原発事業で1兆円超の巨額損失を計上し、悪化した財務の改善が狙い。昨年9月に売却契約を締結したが、中国当局の独禁法審査が長期化したため手続きが遅れていた。売却益は9700億円に上り、東芝の財務は大幅に...

不適切会計問題と、海外原子力発電事業の巨額損失による経営不振が契機となって実現するメモリー事業の分社・売却だが、実は以前から独立論は議論されていた。 ... メモリー事業の売却益をど...

資本増強で債務超過を脱するめどが立ったほか、メモリー事業売却で財務改善が進む見通しであるため。

メモリー事業分社の際に合弁会社の権利も移管したが、WDがこれを契約違反だとして国際仲裁裁判所に申し立てたため、東芝本体に戻す措置を行っていた。... WDは当初、東芝による半導体メモリー事業売却に反対...

(後藤信之、渡辺光太) 【当期純損失9656億円、メモリー事業売却へ】 東芝は2016年末に海外での原子力発電事業の巨額損失が発...

当時、成長事業に据えた原発と半導体メモリーの両事業の間に立つ調整役を期待され、白羽の矢が立った。... 綱川社長の調整力や判断力が発揮される機会はなく、むしろメモリー事業売却では交渉の軸を定められず迷...

東芝は14日、原子力発電事業子会社だった米ウエスチングハウス(WH)の経営破綻に伴う親会社保証に関して、原発の発注元である米サザン電力に全額を支払ったと発表した。... 東芝に発生した...

WDは、東芝のメモリー事業売却は提携契約違反とし、国際仲裁裁判所に5月、売却差し止めを申し立てた。... メモリーで競合する韓国SKハイニックスが、日米韓連合のメンバーであることを念頭に「WDの懸念を...

これでメモリー事業売却に伴う税負担を軽減する。... さらに半導体メモリー事業の売却手続きが完了すれば、自己資本で約1兆800億円の改善効果が見込める。 【東芝と...

【東芝デバイス&ストレージ パワーデバイス技師長 松田正氏】 ―パワー半導体事業の注力分野は。 ... 入念に評価して差別化したい」(...

同社は今回の6000億円の資金調達で、予定している半導体子会社の売却が年度内に完了できなくても上場廃止は回避でき、18年3月末で7500億円の債務超過と見込んでいた株主資本は、約900億円のプラスに転...

ただ、米ウエスタンデジタル(WD)との係争がメモリー事業売却を妨げる状況が続いている。加えて社会インフラなど、メモリー売却後の柱となる事業の利益向上も課題。... またWHへの債権など...

半導体メモリー事業売却後の半導体部門の中核となるパワー半導体事業の拡大は、同社の成長戦略に必須となる。 ... メモリー事業売却後の半導体事業に残るのは、パワー半導体などのディスクリ...

東芝のメモリー事業売却をめぐり両社は係争状態にあり、共同投資の妨げとなっている。一方、先端メモリーの調達には投資参加が不可欠であり、WDが歩み寄ってくる余地はあると東芝はみる。... WDは東芝の東芝...

WDは東芝のメモリー事業売却は契約違反と主張。... 東芝はメモリー事業売却のため、同事業の資産を移転して4月1日付けで東芝メモリを発足した。... 仮にWDの主張が全面的に認められ、メモリー事業、す...

半導体メモリー子会社「東芝メモリ」の売却を決議するほか、取締役の選任や、6月の定時株主総会に間に合わなかった2017年3月期の決算報告を行う。 ... またメモリー事業を統括する成毛...

(後藤信之) 【ベインの新提案】 WDは、東芝が合弁契約の同意権を無視しメモリー事業売却を進めているとして差し止めを国際仲裁裁判所に申し立てた。これ...

東芝が進める半導体メモリー事業売却の行く先を覆う霧が、依然として晴れない。... 東芝は東芝メモリを2018年3月末までに売却し、上場廃止となる2期連続の債務超過を避ける計画。... それでも取引行は...