記事検索結果

和歌山医大、病原体への防御炎症を解明新薬開発に応用（2024/4/22 科学技術・大学）

不良なたんぱく質を取り除き細胞を正常に保つ現象「小胞体ストレス応答」に着目。防御反応に重要な役割を果たすたんぱく質複合体「インフラマソーム」に小胞体ストレス応答が作用し炎症性物質が作られる仕組みが分か...

慶大、京大・森教授らに「第28回慶応医学賞」（2023/9/15 科学技術・大学）

森教授の受賞研究テーマは「小胞体ストレス応答の分子機構の解明」。細胞中の物質の貯蔵や輸送を担う「小胞体」に異常な構造のたんぱく質が蓄積した時に、正しい構造にするのを助ける因子が活性化して修復する「小胞...

京大特別教授に森和俊氏「小胞体ストレス応答」の詳細な仕組み解明（2023/7/27 総合３）

京都大学は26日、2024年4月1日付でパーキンソン病や心不全など多様な疾患の治療の鍵になる「小胞体ストレス応答」の詳細な仕組みを解明した森和俊教授(65)を特別教...

たんぱく質を検知修復奈良先端大、「酵母の品質管理」仕組み解明（2023/6/26 科学技術・大学）

小胞体では機能低下で異常なたんぱく質が蓄積した際の防衛反応「小胞体ストレス応答」、細胞質基質では高温などでたんぱく質が変性・凝集した際の防衛反応「熱ショック応答」の機構を持っている。 ...

エタノール投与で植物の高温耐性向上理研がレタスで実証（2022/6/27 科学技術・大学）

理化学研究所環境資源科学研究センターの関原明チームリーダーらは、植物にエタノールを投与することで高温ストレス耐性を高められることを発見した。... 細胞内の小胞体における反応が高温ストレス耐性獲得に関...

2型糖尿病薬の開発に道インスリン合成・分泌改善、徳島大など化合物発見（2022/2/23 科学技術・大学）

また、正確に合成できなかった不良インスリンの蓄積により、小胞体ストレスと呼ばれる細胞への悪影響が生じる。研究グループは、小胞体ストレス応答を測定するスクリーニング法を確立。 ...

海馬に細胞死抑制分子、金沢大など発見記憶障害治療・予防期待（2021/7/29 大学・産学連携）

細胞内小器官の小胞体を防御する「小胞体ストレス応答」を担う分子が細胞質のカルシウムイオン濃度を調節し、細胞死を防ぐ。... 小胞体ストレス応答を担う分子のうち、海馬での発現が高い「ATF6β」に注目。...

名古屋市大、植物から抗がん成分発見（2021/6/22 科学技術・大学）

【名古屋】名古屋市立大学大学院薬学研究科の林秀敏教授らは、キョウチクトウ科の植物(写真)の茎から抽出した成分のペリプロシンが異常たんぱく質によって働く小胞体ストレス応答(UPR...

文化勲章に長尾氏(京大名誉教授)ら5人功労者は森氏(京大教授)ら20人（2018/10/29 総合３）

私が行ってきた小胞体ストレス応答研究が文化として認められ、うれしく思います。

小胞体のたんぱく質増量で神経細胞死を抑制−国立長寿医療研が解明（2017/6/20 科学技術・大学）

国立長寿医療研究センターの関谷倫子研究員と飯島浩一研究室長らは、細胞内のたんぱく質の品質を管理する器官「小胞体」で、たんぱく質「EDEM」を増量すると、神経細胞などの細胞死が抑えられることを突き止めた...

たんぱく質の合成や成熟に重要な細胞内小器官「小胞体」から細胞核への情報伝達を一酸化窒素が抑制。... 研究グループは、小胞体にたまった異常なたんぱく質を排除する仕組み「小胞体ストレス応答」に関わるセン...

アステラス製薬は4日、米プロテオスタシス・セラピューティックス(マサチューセッツ州)との間で、小胞体ストレス応答を調節する治療薬に関する提携契約を結んだと発表した。... 小胞体ストレ...

「基礎研究の評価感激」−ラスカー賞受賞の森京大教授（2014/9/10）

細胞内での小胞体ストレス応答を発見した功績で、2014年のラスカー賞に選ばれた京都大学大学院理学研究科の森和俊教授(56)が9日、京都市左京区の京大本部で記者会見し、「地道な基礎研究が...