記事検索結果

材料進化の最前線 NIMS未来戦略(23)格子欠陥の物性と応用、変形挙動の操作に... （2024/3/20 科学技術・大学）

震災やインフラ老朽化などで目にする材料の破壊現象を突き詰めていくと、材料内部の原子配列が乱れる「格子欠陥」の振る舞いに帰着する。特に「転位」と呼ばれる線状の格子欠陥は、材料の変形量や変形方向を決める原...

ヒ素化タンタル、タンタル増も物性維持量研機構が発見（2024/2/23 科学技術・大学）

余剰なタンタルが結晶中の欠陥を埋めるように働く。... 結晶構造はきれいなままで、格子欠陥が少なかった。 ... タンタルが格子欠陥を埋めるように働いていた。

筑波大など、格子欠陥ダイヤで温度計測量子センシング応用（2022/3/17 科学技術・大学）

筑波大学の長谷宗明教授と北陸先端科学技術大学院大学の安東秀准教授らは、ダイヤモンドに導入した格子欠陥を用いた非接触の温度計測に成功した。... この格子欠陥ダイヤモンドによる温度センサー感度は、高純度...

技術で未来拓く・産総研の挑戦(185)磁気センサー高感度化（2021/9/23 大学・産学連携）

(木曜日に掲載) 【用語】色中心=結晶中の格子欠陥の一つで、特異な局所的電子状態をもつ箇所。

材料進化の最前線 NIMS最新成果(102)SEM―ECCI法、金属材の結晶欠陥... （2021/9/22 科学技術・大学）

この鉄鋼を含む全ての工業用金属材料は結晶欠陥(格子欠陥)を含んでいる。... ECCI法はSEMの入射電子線によって生じる反射電子信号が、サンプル表面の結晶格子面の歪みに敏感であるとい...

理研・東大、散乱に強い光電流実証「トポロジカル」性質示す（2020/9/7 科学技術・大学）

強誘電性と半導体特性を持つ硫化ヨウ化アンチモン(SbSI)の格子欠陥と光電流の関係を調べ、実証した。... 試料に電場を加えて発生する通常の電流は格子欠陥や格子振動などにより散乱され、...

理研の最前線(25)光電効果シフトカレント起源に注目（2018/10/29 科学技術・大学）

【電流は堅牢】電子の波動性が生み出す干渉効果を起源とする電流は、不純物や格子欠陥による散乱や格子振動などの擾乱(じょうらん)に対して堅牢(けんろう)...

ダイヤモンドの結晶欠陥が持つ特殊な性質を利用し、高温といった厳しい環境でもきちんと機能するという。... NVCとはダイヤモンド結晶中の1個の炭素を窒素に置き換えたうえ、その隣の炭素原子1個を取り除い...

京大、銅・アルミ合金粒子を微細化−強度5.6倍、延性40%向上（2015/11/20 科学技術・大学）

すると、粒径の大きさによってさまざまな格子欠陥が発現し、高い延性が維持されることが分かった。

深層断面/LED産業最前線−総合力で磨き（2010/10/19）

窒化ガリウム系が基板に使う単結晶のサファイアは「窒化ガリウムと結晶の構造が違うため、欠陥ができ、発光効率に限界が生じる」(川崎教授)という。... 結晶の成長初期に結晶特有の面を作るこ...