【市村産業賞貢献賞】▽トクヤマデンタル「構造色による発色機構をもつ歯科用修復材料」▽日立製作所「画像・映像利活用のための類似画像検索システム」▽マツダ「燃焼機能を高めた3・3L直列6気筒ディーゼルエン...

量子ドットは量子効果を制御して光らせるのに対して、コロイド結晶は周期性を制御して構造色を発する。... コロイド結晶は微粒子を並べる際に六方最密充填構造や体心立方格子など、さまざまな結晶構造が形成され...

独BASFは自動車ボディーの色に関する2023―24年の流行予測を公表した。... 米州でのキーカラー「ゼノメノン」は構造色で手がけ、ソリッド調のカラーを意識して表現する。... またその色の提案を実...

一般的なホログラムの構造から生まれる回折光は、見る角度が同じ場合、左右から見た際に同じ色が見える「色の角度対称性」を持つ。 トワイライトグラムは、同構造とともに見る角度が同じでも左右...

ガラスと貼り合わせた隙間に気体を流すと微細構造が変形して色が変わる。... 微細構造の周期が可視光の波長に近くなると、見る角度によって色が変わる玉虫色の構造色を発現する。... この内側に圧縮力がかか...

光の波長程度の微細構造による分光を利用した構造色によるもので、色素を用いないため分解による変色や退色が起きない。従来の構造色塗料の課題を解消し、見る角度に依存せず、明確な色合いを実現。... 従来の構...

基材定着時のインク膜内に微細構造を形成する技術により、構造色を発現させる。... 構造色インクジェット技術は、富士フイルムの分子制御技術を応用した。色味の異なる構造色を発現する複数種のインクを組み合わ...

これらの羽根は表面にコレステリック液晶による多層膜構造を持つため、見る角度によって多様な色を表現しているということを発表。光学材料の構造色としての可能性を追求した。その後、構造色の原理を持った繊維への...

微細な積層構造が特定の光だけ反射する「構造色」を用いた発色法で、粒子径に応じパステル調の青、緑、赤に発色する。... 「構造色」による発色は、被膜表面の微細構造に当たる光の反射、干渉、散乱などを利用し...

同社が保有する最新鋭の走査電子顕微鏡で発色部を観察した結果、表面を覆う薄い酸化膜の働きで光の干渉が起き、膜の厚さの違いからさまざまな色になることが分かった。... この結果から玉鋼に含まれる微量の酸素...

京都大学物質―細胞統合システム拠点(アイセムス)のシバニア・イーサン教授と伊藤真陽特定助教らは、インキを使わず高分子の構造を制御して色を出す「OM技術」を開発した。... OM技術は微...

そこで凸版印刷が2018年に開発したのが、世界で初めてパステルカラーの構造色を発色するホログラム「セキュアカラー」だ。従来とは異なる特徴的な色は、製造時に光の干渉や散乱現象を調整することで発色が可能に...

農研機構 ルリモンアゲハの後翅、青色構造色部分 ルリモンアゲハの後翅(こうし)の青色構造色部分の内部を撮影した。... 表面は筋状で、断面を拡大すると複雑な多...

セキュアカラーは、パステル調の構造色をはっきりと発色する。色はブルーやシアン、イエローなど6種類。... 虹色に発色する従来のホログラムは発色が明瞭ではなかった。

ポリエステル系高分子を用いると塗膜の色が透明や白色で、塗膜は中性のため、カラーベースと防錆を兼用できる。... 規則的に粒子配列で虹色の構造色を発現できるのを確認した。 ... 今後...

繊維長1000ナノ―5000ナノメートルのアルミナナノファイバーの構造解析や物性評価を行った結果、特定の繊維長のナノファイバーから配向性が高く、細孔径が1ナノメートル以下で緻密な膜が作製できることや、...

開発したポリマーは、物質表面の微細構造によって光が干渉し、発色する「構造色」で特有の金属反射を示す。... 結晶と液晶の2層構造をとる「干渉」によって光るのは、金色に光るカナブンの甲羅の構造に類似して...

【表彰】〈科学技術賞〉▽山本勝也日産自動車材料技術部長「自動車用材料の耐候性・耐食性評価研究およびその開示」〈特別技術功労賞〉▽坂入正敏北大大学院准教授「位置を制御した電気化学的腐食測定法の開発」&#...

色を決めるのは微細構造の厚み。... この原理で発色する色は「構造色」と呼ばれる。... 構造色の用途は、タマムシのように何色にも広がりそうだ。

■用途開発段階に 大阪大学の齋藤彰准教授らはモルフォチョウの羽の鮮やかな青色を生み出す「構造色」の用途開発を進めている。構造色は通常角度によって見える色が変わるが、モルフォチョウの羽...