記事検索結果

神戸大など、汗孔角化症発症の仕組み・原因遺伝子発見エピゲノム異常が関与（2024/4/23 科学技術・大学）

胎生期にFDFT1遺伝子に生じたエピゲノム異常が原因の非遺伝性の汗孔角化症はほとんどの皮膚で遺伝子変化を持たないが、FDFT1遺伝子の片方にエピゲノム異常を持つ細胞からできた皮膚が一部存在し、その中か...

京大など、高次構造の腎組織作製へヒトiPS細胞活用（2024/1/18 科学技術・大学１）

腎臓は三つの胎生期前駆細胞から形成できるとされている。

胎生期マウスの脳形成、仕組みの一端解明東京医科歯科大（2023/2/22 科学技術・大学）

東京医科歯科大学の田賀哲也教授らは、胎生期のマウスの脳の形成の仕組みの一端を解明した。毛細血管が未発達な胎生期の脳の低酸素環境下に注目。... 毛細血管が未発達な胎生期の脳での低酸素環境下にある自己複...

哺乳類の脳形成、胎生期だけの神経細胞関与都医学総研が解明（2018/4/20 科学技術・大学）

胎生期のみ存在する神経細胞「サブプレートニューロン」が、神経細胞を最終目的地に移動させるのを促していた。

iPS細胞で難聴治療に道熊本総合病院など、マウス内耳に移植・生着（2018/2/6 科学技術・大学）

熊本総合病院の蓑田涼生センター長、熊本大学の竹田大樹医員、慶応義塾大学の岡野栄之教授らは、ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)由来の内耳細胞を胎生期マウスの内耳へ移植し、生着することに...

CHERGE症候群、神経堤細胞の動きに要因−慶大が解明（2017/11/29 科学技術・大学）

慶応義塾大学医学部の岡野栄之教授、奥野博庸助教らは、目や耳などの感覚器に先天的な障害が生じる疾患「CHERGE症候群」が、胎生期において、多様な細胞のもととなる細胞「神経堤細胞」の動きが遅いことが要因...

腎性貧血の細胞療法に道−京大、iPSからEPO産生細胞を作製（2017/9/28 科学技術・大学）

研究グループは、成人のEPO産生は腎臓で起こるのに対し、胎生期は肝臓が担う点に注目した。

東京薬科大、遺伝子制御の関連酵素で自閉症改善-マウスで実証（2016/10/14 科学技術・大学）

CAMDIを欠損するとHDAC6が異常に活性化し、胎生期の大脳皮質の形成に必要な神経細胞の移動が遅れることが分かった。... 胎生期の段階でCAMDI欠損マウスにHDAC6阻害剤を投与すると、神経細胞...

阪大、心臓の冠静脈形成する誘導因子を特定（2014/7/23）

胎生期のマウスの心臓にある未分化内皮細胞が、この因子の作用で静脈内皮に分化して冠静脈が作られるという。

その結果、神経細胞の産生が見られる前のマウスの胎生3日目から9日目に、メチル基転移酵素Dnmt3bが細胞ごとに異なるメチル化パターンを形成することが分かったという。

これらは胎生期に腎臓ができる過程で外から入ってきた1種類の細胞の機能不全によって起こることが分かった。... 胎生期に腎臓ができる過程で外から入ってくる1種類の細胞が、生まれた後にEPOをつくる細胞に...

京大、細胞供給の仕組み究明（2010/11/29）

胎生期のさまざまな臓器の形成に重要とされる遺伝子Sox9が、成人の肝臓や膵臓、腸の幹細胞でも発現していることを解明。

慶大と理研、IP3レセプターが心臓形成過程に重要と解明（2010/9/3）

1型では胎生早期から胎児全体に発現するが、2型では心臓のみに発現することがわかった。

STIM1遺伝子欠損ホモマウスは胎生致死のため、生体の応答には、STIM1たんぱくの発現が著しく低下しているヘテロマウスを使用して検討した。

この遺伝子をノックアウトすると神経新生の程度が減弱し、胎生期の脳の発達の重要性があらためて認識された。

「見る」経験、大脳の発達を促進−理研が発見（2008/8/8）

胎生期に脳を作る遺伝子からできたたんぱく質が、見る経験により、網膜から大脳に運ばれ、蓄積。