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[ 機械 ]
(2015/11/18 05:00)
【名古屋】ヤマザキマザックは17日、米シスコシステムズと共同で工作機械などの工場設備をIoT(モノのインターネット)でネットワーク化する際、外部からのサイバー攻撃など不正なアクセスを遮断する仕組みを開発したと発表した。設備の”見える化“にも対応する。工場の安全性と生産性を向上させるスマートファクトリーのプラットフォームとして広げる考えだ。
工場内のコンピューター数値制御(CNC)搭載の工作機械やIoT対応の設備機器と工場外部をネットでつなぐ際に、その間に介在して安全な情報のみを通す中継器「マザック・スマートボックス」を共同開発した。米国発の製造業向けオープン通信規格で、工作機械を主な対象にした「MTコネクト」を通信プロトコルに採用。
同規格対応の工作機械や設備であれば、メーカーやモデルの新旧を問わず、複数機器を接続できる。工場内設備の通信をこれに限定することでネットワークの安全性を確保...
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(2015/11/18 05:00)
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- ネット機器最大手の米シスコと同じく工作機械世界大手のマザックが手を組む狙いとは。