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[ ロボット ]
(2015/11/25 05:00)
▲「マッスルスーツ」を装着し荷物を持ち上げる
イノフィス(東京都新宿区、藤本隆社長、03・5225・1083)は、電源など動力源の要らない装着型ロボット「マッスルスーツ=写真」を開発した。重さは4キログラムと軽いが、最大25キログラム重の力で荷物を持ち上げる力を支援する。装着型ロボは電池などの装備品が重く、またエネルギーを再充填する手間が課題だった。介護や物流などの現場で、要介護者や荷物を持ち上げる際の腰の負担を減らす。2016年春に試験販売を始める。
同社は東京理科大発ベンチャー。腰補助用マッスルスーツで動力源のないタイプを開発した。
荷物を持ち上げようとかがむと、背中に配した人工筋肉が伸びて空気圧エネルギーを蓄える。この力を持ち上げる際に利用する。かがむ際は上半身の体重を利用するため、作業者は持ち上げ時の補助効果のみを感じる。
人工筋肉は軽く、人間の体にフィットした力が出せる。人工筋肉に200キロパスカルの空気圧を充填した場...
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(2015/11/25 05:00)
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