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[ ロボット ]
(2015/12/10 05:00)
パナソニックはダムの濁った水中でも堤体の状態を鮮明な映像で記録・点検できる「ダム維持管理ロボットシステム=写真」を開発、2016年7月にも発売する。車載向けセンサーなどを応用した自律姿勢制御技術、AV機器で培った画像処理技術、照明、4Kカメラ、バッテリー技術などを掛け合わせた。担い手不足の潜水士の作業をロボットで補い、点検精度も高めて老朽化が進む日本のダムの安全性向上を下支えする。
製品販売に留まらず、同システムを使いダム点検作業を請け負う事業にも進出する。セキュリティーシステムなどのメンテ部隊が担う。価格や事業目標は明らかにしていないが、ロボットは価格3000万―4000万円前後で、16年度に売上高数億円を狙い、海外展開も視野に入れる。
水中ロボットはセンサーとスラスター(推進装置)でダム壁面勾配との正対状態を維持し、最短30センチメートルの一定距離を保って並行移動してブレや歪みのな...
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(2015/12/10 05:00)
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- パナソニックは濁った水中でも鮮明な映像で記録するロボットを開発した。潜水士の作業を補い、ダム点検作業を支える。