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[ 医療・健康・食品 ]
(2015/12/24 05:00)
【浜松】浜松ホトニクスは、脳梗塞などの原因となる血栓をレーザー光で溶解する技術「レーザー血栓溶解治療システム」を開発した。従来の薬剤などを使う方法と比べ、出血などの副作用リスクが低い。浜松医科大学などと共同で早ければ来春にも治験を開始し、5年後の実用化を目指す。
レーザーによる血栓溶解技術が実用化されれば世界初という。同システムは光ファイバーが入ったカテーテルを患者の大腿(だいたい)部の血管から挿入。体内を経由して目的の血栓まで移動し、レーザー光を照射する。
レーザー光は血栓だけを選択的に溶解できる波長532ナノメートル(ナノは10億分の1)。短時間照射を断続的に繰り返して血栓を細かく切削する。この波長は血管壁には吸収されにくいため「血管を傷つけるリスクがほとんどない」(岡田裕之開発本部PET事業推進部部長代理)。
カテーテルは先端部外径0・8ミリメートルの光ファイバー一体型を独自に...
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(2015/12/24 05:00)
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