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[ トピックス ]
(2016/1/1 05:00)
2016年は、現代の産業革命に例えられる「モノのインターネット(IoT)」技術などを活用した経営改革の動きが、着実に進む年になるだろう。日本勢がドイツや米国発の潮流を「お勉強」する期間は終わり、実用化を進めるフェーズに入る。日本の企業はIoT技術をテコに自己改革を果たすことができるのか。そこには製造業の未来の一端がかかっているといっても過言ではない。
【19のシナリオ】
「皆さん前のめりになっており、関心は非常に高い。ドイツや米国の動きにどう対応するか、モヤモヤと悩んでいた分だけ、エネルギーになっているのではないか」。インダストリアル・バリューチェーン・イニシアチブ(IVI)の西岡靖之理事長(法政大学教授)はIVIの活動状況をこう言う。IVIは日本機械学会の研究分科会をベースに、昨年6月設立された任意団体。工場のシステム同士を連携させて新しい付加価値を生み出すことを目指し、会員企業...
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(2016/1/1 05:00)
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