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[ 医療・健康・食品 ]
(2016/1/7 05:00)
テルモは月内に山口工場(山口市)を本格稼働し、カテーテル関連製品を増産する。山口工場をカテーテルのマザー工場と位置づけ、高度な生産技術が必要な基幹パーツを一貫生産する。主要部品を国内でユニット化し、製品の最終組み立てなど労働集約的な作業はベトナム工場(ハノイ市)に集約する。基幹パーツを国内で生産することで品質を維持する一方、海外で生産コストを低減して製品競争力を高める。
テルモは新設した山口工場で、血管に挿入しカテーテルやステントなどを病変部まで運ぶガイドワイヤを主に生産する。これまで国内では愛鷹工場(静岡県富士宮市)でもガイドワイヤなどカテーテル関連製品を生産していた。今後は愛鷹工場の生産品目も順次移管し、ガイドワイヤ生産の過半を山口工場に切り替える。
一方、製品の組み立てなど人手がかかる工程は人件費が比較的安いベトナムに全面的に移す。ガイドワイヤの最終製品はベトナムから世界各国に出...
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(2016/1/7 05:00)
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- テルモが月内に山口工場(山口市)を稼働する。山口工場をカテーテルのマザー工場と位置づけ、必要な部品を一貫生産する。背後にはどんな狙いがあるのか。