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[ エレクトロニクス ]
(2016/1/12 05:00)
三菱電機は2016年度から国内の自社工場を対象に、モノのインターネット(IoT)技術を使った生産革新を本格的に始める。データを収集・分析する生産システム「e―ファクトリー」を中核に据え、発電機やパワー半導体の工場など少なくとも10―20程度の工場で着手する。1年かけてコスト削減などの効果を実証し、17年度から生産革新の仕組みを外販する。
【17年度にも外販】
すでにFA機器を生産する名古屋製作所と、ブレーカーを作る福山製作所でIoTを採用し生産革新を進めていた。自動化しやすい量産品の工場ではIoTとの親和性が高いためだ。
今後は発電機など受注生産品の工場でも採用し、国内で全面的に展開する。
事業領域を絞らずに各工場からIoT活用の立候補を募り、生産革新の具体案を提出させて年度内に決める計画。コスト削減や品質・歩留まり改善、製造期間の短縮など目的に応じ、各種センサーやe―ファクトリー...
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(2016/1/12 05:00)
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