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[ ロボット ]
(2016/1/14 05:00)
農林水産省は3月までに、農林水産業用ロボットの安全性確保ガイドラインを策定する。有人―無人協調システム型のトラクター走行を主対象に、安全対策面でロボや農機メーカーが取るべき必要項目、農業者の作業講習などユーザーに必要な項目などを定める。メーカーや利用者の必要条件が明確化され、ロボ普及を促すのが狙い。高齢化・後継者難を背景にロボの現場導入ニーズが高まっており、農水省も普及を後押しする。
スマート農業の実現に向けた研究会のワーキンググループを通じて1月末にも原案を示し、現場の意見を募る。農業用ロボットは、イチゴ収穫ロボットやアシストスーツ、センサー付きコンバインなど幅広いが、ガイドラインは当面、無人走行トラクターのように人体に危険が及ぶ可能性があるものだけを対象とする。現場の導入状況などに応じて、他の機種も追加する。
農業用ロボのガイドラインは2009年に経済産業省が定めた次世代ロボットガ...
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(2016/1/14 05:00)
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