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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/2/17 05:00)
パナソニックは自動車のドアミラーを、車載カメラとモニターの組み合わせで代替する新システム開発に着手した。デジタルカメラとテレビの画像処理技術を融合。広角で明暗差がある場面も映せる高機能カメラをドアミラー位置などに設け、映像を車内モニターで表示し、横や後ろ、斜め後ろの死角をなくし安全性を高める。同社拠点や車メーカーの試験コースで実車テストを始めており、2017年の実用化を狙う。
新システムのカメラは高速オートフォーカス(測距)技術や、明暗差が大きい場面の明暗部のどちらも精細に表示する技術などを応用する。ダイナミックレンジ(識別可能な信号の最小値と最大値の比率)は120デシベル以上にする。モニターにはテレビで培った毎秒120枚や同240枚の高速画像処理技術や高感度化技術を活用。死角をなくすだけでなく、雪や霧などの視界不良時の安全性も高める。
カメラやモニターの位置、形状、映像の見せ方は要望...
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(2016/2/17 05:00)
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