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[ 建設・住宅・生活 ]
(2016/2/17 05:00)
鹿島はベトナム・ホーチミンに現地法人を設立する。現在ホーチミンにある営業機能などを持つ拠点を現法に格上げし、2016年春から営業を開始する。ベトナムの環太平洋連携協定(TPP)加盟で製品輸出がより有利になり、現地で海外に輸出する組み立て製品や、ベトナム国内を対象にしたコンシューマー向け製品を生産する日系企業の工場などの建設需要が増えるとみている。現地で安定的に事業を行える体制を整え、ベトナムでの事業拡大を目指す。
新設するのは「カジマ・ベトナム」。鹿島の子会社でアジア地域を統括する「カジマ・オーバーシーズ・アジア(KOA)」が100%出資する。従業員は約70人。現在、法人設立の手続きを行っている。
鹿島はベトナムでこれまで、タンソンニャット国際空港新ターミナル(07年完成)やLIXILグループのアルミサッシ工場(13年完成)などを手がけたほか、工場や物流施設などの建設実績がある。現在日...
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(2016/2/17 05:00)
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