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[ 金融・商況 ]
(2016/2/18 05:00)
2014年度に実行されたABL(動産・債権担保融資)件数が、13年度比33・0%増の1万1385件となり、初めて1万件を突破したことが経済産業省の調査から明らかになった。融資残高ベースでも同30・7%増の1兆9341億円まで積み上がっている。太陽光発電設備や売電収入を担保対象とする動きは続いており、「ABL市場は着実に広がっている」(経済産業省産業資金課)と分析している。
融資実行額は8965億円で、13年度の9327億円に比べ、わずかながら減少に転じたが、家電を担保とした巨額案件という特殊要因がなくなったことによる。
14年度の1件当たりの融資実行額は7900万円だった。太陽光発電設備を担保とする融資実行額は13年度比でほぼ倍にあたる3666億円に急増した。
今回の調査では、担保対象としての「債権」についても初めて詳細に分析した。「売電債権」の融資件数と融資額は3511件、35...
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(2016/2/18 05:00)
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- 企業の新しい資金調達の手段として期待されるABL(動産・債権担保融資)。市場規模は着実に増加傾向にある。
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