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[ 商社・流通・サービス ]
(2016/2/18 05:00)
三井物産はビッグデータ(大量データ)事業に参入する。このほどシンガポールのビッグデータ分析会社クレヨンデータの株式10%弱を取得した。顧客のニーズに適した商品やサービスを売り込む上で、ビッグデータを活用する動きが広がっている。同社のサービスを通じて需要を取り込むとともに、自社の事業にも活用し、事業基盤の強化につなげる。
クレヨンデータは、大手金融機関やクレジットカード会社向けに、インターネット上にある消費者の行動対象となる大量情報と会員情報を関連づけ、各会員に適した商品などを自動で抽出するサービスを提供している。取得額は数億円。
参加交流型サイト(SNS)や電子商取引(EC)サイトからの「レストラン」や「衣料品」「書籍」など15分野の口コミや評価情報などを収集し、嗜好(しこう)や行動様式で解析。商品やサービスを関連づけたデータを生成し、会員の過去の消費・行動履歴と照らし合わせ、各会員が...
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(2016/2/18 05:00)
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