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日立金属、半導体実装時間を短縮できるリニアモーター開発
(2016/2/19 05:00)
日立金属は半導体の実装時間を大幅に短縮できる駆動用リニアモーターを開発した。今夏にも市場投入する。高速応答性と高い推力を両立させつつ、重量も従来製品比約４０％削減した。推力立ち上がり時間を０・７ミリ秒と従来品比１０分の１以下に短縮。配線１本当たりの実装時間を１ミリ秒単位で削っている装置メーカーの新機種開発に貢献する。
１００％子会社のＮＥＯＭＡＸエンジニアリング（ＮＸＥ、群馬県高崎市、小田切純一社長）が開発を担当した。チップマウンターやワイヤボンディングなど半導体実装装置向けに製造、販売する。価格は数十台のロットで１台２０万円程度。
ＮＸＥの従来品は下側の固定部にネオジム焼結磁石を、上側の可動部にコイルを搭載していた。まず、この上下の配置を逆にし、可動部を小型軽量化し動きやすくした。
また、コイルが入る部分の設計を工夫して、鉄芯を設けても高速応答性を維持することに成功した。平均加速度...
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(2016/2/19 05:00)
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