[ 自動車・輸送機 ]

ホンダ、18年度にも4輪国内生産90万台へ−販売・ブランド強化

(2016/2/25 05:00)

ホンダは24日、会見を開き、八郷隆弘社長が2018年度にも4輪車の国内生産を90万台半ばとする方針を明らかにした。開発体制を改め、電動化技術に経営資源を集中、30年までに電動車両の販売比率を3分の2とする長期目標も示した。八郷社長は「ホンダらしい商品を作る体制を整え、収益性向上とブランド力を強化する」と4輪事業のてこ入れを強調した。

国内で新たに欧州向けのスポーツ多目的車(SUV)「HR―V」「CR―V」を生産すると発表した。北米向けのCR―Vと主力「シビック」の生産も検討する。八郷社長は「3―4年かけて90万台半ばにしたい」とした。シビックは日本での発売も検討する。

欧州向けCR―Vはカナダから輸出すると発表していたが、カナダ生産は北米向けに集中する。15年暦年の国内生産は73万台と、01年以降では東日本大震災が起きた11年に次ぐ低水準だった。輸出減と販売低迷で国内生産が落ち込む...

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(2016/2/25 05:00)

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