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[ ICT ]
(2016/3/10 05:00)
富士通研究所(川崎市中原区、佐相秀幸社長、044・754・2613)はモノのインターネット(IoT)向けに、各種機器から収集した異なる形式のデータを一元管理する共通基盤(プラットフォーム)を開発した。家電、自動車、ロボット、橋などインフラに設置したセンサーから収集したデータの形式をそろえて、データベース(DB)に格納する。遠隔地で監視して障害の予兆をとらえる用途などを想定する。2016年度末の製品化を目指す。
富士通研が開発したのは、各種機器から収集したデータの形式や通信プロトコルを変換し、同一の形でDBに蓄積するプラットフォーム。機器を追加したり、通信方式を変更したりしても容易に運用できる。
富士通研は小規模なプラットフォームを試作し、ネットワークの障害をリアルタイムに検知できることを実証した。今後、中国の研究開発拠点とともに、国際標準化に向けた活動も進める。
IoTの普及が進み、20年...
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(2016/3/10 05:00)
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