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[ 中小・ベンチャー ]
(2016/4/12 05:00)
経済産業省・中小企業庁は中小企業の稼ぐ力を高めることに着目した2016年版「中小企業白書」と「小規模企業白書」の概要をとりまとめた。4月下旬の閣議決定を予定する。中小企業白書では人手不足感が強まり、設備の老朽化も進む中でIT投資や海外展開を行い、省力化・合理化や売り上げ拡大を通じて中小企業が稼ぐ力を高めることの必要性を指摘した。
中小企業の中でも高収益企業は低収益企業に比べ、営業力・販売力の強化や売り上げ拡大など攻めのIT投資で効果を発揮。さらに、IT導入に伴い従業員とコミュニケーションを取り、業務プロセスの見直しなどを行っている割合が高いことが分かった。
「単純なIT導入では効果はない」(中小企業庁)と、IT導入に加え、それに伴い収益拡大につなげるための取り組みの重要性を指摘する。
また国内市場が縮小する一方で、海外では中間層や富裕層が増加しており、海外需要の取り込みが重要性を増し...
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(2016/4/12 05:00)
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- 中小企業の中でも高収益企業が低収益企業より優れている点はどこにあるかを指摘している。小規模企業白書でも売り上げ増加傾向にある者の7割にある共通点がある。