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[ ロボット ]
(2016/5/4 05:00)
ロボット革命イニシアティブ協議会(岡村正会長=東芝相談役)は、IoT(モノのインターネット)や人工知能(AI)を活用し、工作機械を核とした加工プロセスの向上を図るための基本的考え方をまとめた。工作機械メーカーが顧客に効果的な運用ノウハウを提供する概念「マニュファクチュアリング・サービス・プロバイダー」を設定。その基礎として、IoTやAIを用いた遠隔による予知保全やメンテナンスなどに必要なモデルを作成した。工作機械メーカーに新市場の形成を促す。
協議会では今回の取り組みを通じ、IoTを用いた「カイゼン現場」の構築など、「スマート工場」の実現を促す考えだ。
異なるメーカーの機械が混在するユーザー工場に効果的なサービスを提供するには、情報の流れや通信規格、「稼働」「停止」など機械の状態、工作機械内外の情報経路(インターフェース)のモデル化が必要となる。
このため、切削加工機械のブロック定義...
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(2016/5/4 05:00)
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