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[ 政治・経済 ]
(2016/5/23 05:00)
文部科学省は、科学技術振興機構(JST)が進める人工知能(AI)の研究開発プロジェクトを束ねて仮想的な研究所(ネットワークラボ)を構築する。ラボ長には、元九州大学総長の有川節夫九大名誉教授が就任する。同省は、経済産業省と総務省とAI研究の戦略統合を進めており、大型研究事業を一体運営していく。これにより、AI技術の早期の産業分野への応用につなげる。
JSTは、AI関連研究に28億4900万円を投じてすでに五つのプロジェクトを進めている。2016年度は新たに11億5000万円で三つのプロジェクトを立ち上げる。八つのプロジェクトを束ねて、一つのネットワークラボとして運営していく。AIの関連研究を一体運営することにより、基盤技術の相互利用や、成果を実装する応用先を広げる。
新しく立ち上げる3プロジェクトでは、カプセル内視鏡やCT(コンピューター断層撮影)で撮影した医療画像と電子カルテなどの大量...
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(2016/5/23 05:00)
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