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[ 機械 ]
(2016/5/24 05:00)
椿本チエインは米国と韓国で、自動車エンジン用タイミングチェーンドライブシステム(写真)の生産能力を増強する。2拠点合計の投資額は約50億円。生産能力を韓国の工場は現在比約2倍に、米国の工場は同約25%増強し顧客からの旺盛な需要に応える。いずれも2016年度内に着工し、17年度にも本格稼働する考え。同社はチェコでも新工場を建設中。同システムの世界シェアで20年度に同9ポイント増の42%を狙う。
増産するのはエンジンのカム軸を駆動させるシステム。エンジンの小型化やチェーンの静粛性向上などで、ベルト式からチェーン式へ回帰が進む。
韓国では生産子会社の韓国椿本オートモーティブ(馬山市)の生産能力を高める。韓国・現代自動車の需要増に対応する。
米国では生産子会社USツバキオートモーティブ(マサチューセッツ州)に30億円程度を投じる。日米自動車メーカーの増産と、受注した新車向けの生産に備える。両...
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(2016/5/24 05:00)
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