[ ICT ]

NTT、ディープラーニングの学習時間を5分の1に短縮する技術開発-自動調整機能をモジュール化

(2016/6/14 05:00)

NTTはディープラーニング(深層学習)の学習に必要な時間を、最大で従来の5分の1に短縮する技術を開発した。学習時間を短縮できるよう自動調整する機能をモジュール化し、プログラムに組み込むだけで実現できる。ディープラーニングを導入する際のコストや時間削減になり、利用促進につながる。まず6月末までにNTTグループ内の数カ所で短縮機能を導入して、効果の詳細な検証を始める。

ディープラーニングでは正しい処理結果を導くため、事前にコンピューターが学習データを元に正誤判断を学ぶ。

学習データは、画像認識が目的ならさまざまな画像データを、囲碁ゲームなら棋譜データなどデータ量が膨大で、学習時間は数時間から最長で数カ月も必要となる。今回開発した新機能を組み込むと、従来の5分の1―半分に短縮できる。

ディープラーニングの学習方法は、人の脳の働きをコンピューター上で模式化した人工ニューラルネットワークの...

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(2016/6/14 05:00)

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