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[ ロボット ]
(2016/7/15 05:00)
不二越は5年以内をめどに、サービス分野向けロボットに参入する。開発拠点として、茨城県つくば市周辺などに産学連携の研究施設の設置を検討する。現在、同社のロボット事業は自動車分野への依存度が高い。成長性が高い新分野への参入と産業機械分野での新規開拓で、2020年にロボット事業の売上高で15年比約7・5倍の1600億円を目指す。
政府は「ロボット新戦略」で20年に、ロボットの市場規模を2兆4000億円へ成長させる目標を掲げる。このうち非製造業分野の市場規模は13年比約20倍にあたる1兆2000億円に設定している。サービス分野は潜在需要が大きいとされている。
不二越が参入を検討するサービスロボットの用途は未定だが、規制の厳しい医療・介護向け以外が対象になる見通し。また、電機大手などと競合しない機械メーカーならではの領域を見いだしたい考えだ。
富山市の本社とは別に、大都市近郊に大学との共同開発...
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(2016/7/15 05:00)
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