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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/7/29 05:00)
【名古屋】住友理工は自動車の燃料を燃料タンクに導く樹脂製ホースモジュールの量産を始めた。年産能力は21万3000台分で、タイと中国に専用生産ラインを整備した。投資額は明らかにしていない。金属製のホースに比べ約40%の軽量化につながる。同社は2013年にイタリアの自動車用ホースメーカーを買収するなど事業強化を進めており、付加価値の高い製品の提案も積極化する。
量産を始めたのは「樹脂フィラーネックモジュール」。タイで年産能力10万5000台分、中国で同10万8000台分の生産ラインを構築した。日系自動車メーカーのグローバル車種に供給し、そのほかの車メーカーへの拡販も狙う。
ホースは高分子材料技術を駆使した接着積層構造で、燃料がホースからしみ出す透過性を低減した。樹脂の平滑な曲げ加工や、蛇腹部分を薄くする設計・生産ノウハウを使って給油性能を高め、衝突安全性能も確保している。給油口のほか、燃料...
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(2016/7/29 05:00)
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