- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
[ 自動車・輸送機 ]
(2016/8/5 05:00)
トヨタ自動車は4日、2017年3月期(米国会計基準)連結決算業績予想を下方修正し、営業利益が前期比43・9%減の1兆6000億円になりそうだと発表した。円高傾向で、期初予想から営業利益を1000億円下方修正。売上高も同8・5%減の26兆円と、期初予想より5000億円低く設定した。英国の欧州連合(EU)離脱問題などで為替が円高に振れ、トヨタの業績に影を落とす。
原価改善や拡販の取り組みを円高が打ち消す。通期の為替レートは1ドル=102円(期初見通し比3円の円高)、1ユーロ=113円(同7円の円高)に見直した。円高は通期で計1兆1200億円の減益要因だ。
一方、世界販売台数(ダイハツ工業、日野自動車を含む)は1015万台と期初予想通り。北米やアジアで期初からそれぞれ3万―6万台積み増す一方、中近東など「その他」は12万台減。大竹哲也常務役員は「16年自動車市場は少なくとも前年並み。17...
(残り:182文字/本文:582文字)
(2016/8/5 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。