[ 自動車・輸送機 ]

川重、AI活用した2輪車の開発着手-言葉理解・運転スキルも感知

(2016/8/26 05:00)

川崎重工業は25日、人工知能(AI)を活用した2輪車の開発に着手したと発表した。AIがライダーの話した言葉を理解して最適な運転情報を提供したり、ライダーの運転スキルを感知してマシンレベルを自動設定したりして「2輪車をより使いやすく、乗って楽しいものにしたい」(同社)。フラッグシップモデルへの搭載を目指している。実用化の時期などは未定。

新型2輪車は、ソフトバンクグループのcocoro SB(東京都港区)が開発した「感情エンジン・自然言語対話システム」をベースに開発する。クラウドネットワーク上で、2輪車と、川重の培ってきた2輪車に関するデータやノウハウが蓄積されたサーバーをつなぐ。ライダーの言葉から得られた情報を、サーバー内のデータなどと照らし合わせ、ライダーにとって最適な情報やアドバイスを提供。同時にライダーの走行パターンなどをAIが分析し、データと照合しながら最適なマシン条件を設定する。現在は開発コンセプトが出来上がった状況で、今後は具体的なシステム開発に取り組む。

(2016/8/26 05:00)

関連リンク

自動車のニュース一覧

おすすめコンテンツ

ゴム補強繊維の接着技術

ゴム補強繊維の接着技術

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン