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[ 地域経済 ]
(2016/8/31 05:00)
理科離れ防止、国際人育む
電子部品実装機や工作機械の製造販売を手がける富士機械製造が、地元の愛知県知立市で児童に英語で科学を教えるユニークな教育事業を9月に始める。世界を舞台に活躍する人材を育む狙いと、理系離れを食い止めたいとの願いが形になった。グローバルなモノづくり企業が次代の担い手育成への思いを込めて目指すのは“現代版の寺子屋”だ。(名古屋・江刈内雅史)
知立市中心部の名古屋鉄道・知立駅から徒歩7分ほどの場所に建つ2階建ての木造風の瀟洒(しょうしゃ)な建物。かつてこの地にあった東海道五十三次の39番目の宿場町・池鯉鮒(ちりゅう)宿にちなんで「39(サンク)」と名付けられた。ここで児童がグループで体験しながら学ぶ英語教室「テラコヤサンク」が9月5日に開校する。
「What do you think?」。シャボン玉を作...
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(2016/8/31 05:00)
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