表面改質展２０１６／紙上プレビュー（下）

【アサヒメッキ／ステンレス発色で多様な表現】

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アサヒメッキ（鳥取市、０８５７・５３・４５６１）はステンレスの発色加工品（写真）や電解研磨加工品、電解鏡面研磨加工品を出展する。ステンレス発色は５色にそれぞれ光沢度を変化させ、鏡面光沢、光沢、半光沢、梨（なし）地の多様な表現ができる。電解研磨では大型から小物、長尺までの加工品に対応できることが特徴。

【エヴァンリード／特殊表面加工の新材料を披露】

エヴァンリード（東京都江東区、０３・６４５７・１８０６）は、特殊表面加工のステンレス代替新素材を披露する。加工工程でデザインとカラーバリエーションを拡大させ、しかも工期を大幅に短縮できることが特徴。海外のエレベーターやエスカレーター業界で採用が続いている。

【センショー／高温でも硬度維持のメッキ】

センショー（大阪市西成区、０６・６６５７・０００７）が開発したクロムメッキは、高温の環境下でも硬度が低下せず、しかも耐摩耗性に優れていることが大きな特徴。使用時の高温条件下で硬い皮膜を形成させることにより、自動車や航空機、産業機械などの部品の摩耗を抑制し、耐久性向上と製品の長寿命化に貢献する。

【テクノコート／放電皮膜・肉盛装置を出展】

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テクノコート（静岡県藤枝市、０５４・６４６・１７２１）が出展する放電被覆・肉盛装置「デジタルスパークデポ＝写真」は、放電加工の原理を応用し金型や機械、設備部品などへの予防保全目的のコーティングと精密肉盛の双方に利用できる。ワークに熱影響を伴わない処理や補修が可能で、処理速度も従来比２倍以上に高めている。

【レスカ／超薄膜の付着強度を測定】

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レスカ（東京都日野市、０４２・５８２・４７１１）の超薄膜スクラッチ試験機（写真）は、薄膜の破壊検出に特化したマイクロスクラッチ法に加え、独自の高感度破壊検出機構を備えることで、膜厚１マイクロメートル（マイクロは１００万分の１）以下の薄膜の付着強度測定を可能にした。液晶ディスプレーの透明電極膜のほか、光学薄膜などの保護膜の付着評価ができる。