[ 商社・流通・サービス ]

韓国・韓進海運が経営破たん、さらなる再編も−対岸の火事ですまない日本勢

(2016/9/15 05:00)

韓国の海運最大手である韓進海運が8月末に経営破たんし、世界各地の港湾で船の入港を拒否され、貨物が停滞するなど影響が広がっている。破たんは主力のコンテナ船事業の運賃低迷が主因だが、海運市況の悪化は日本の海運各社にとっても同じ。日本郵船、商船三井、川崎汽船の海運大手3社と韓進は、2017年4月に始まる海運アライアンス「ザ・アライアンス」に加盟する予定で、“対岸の火事”と言っていられない状況にある。(高屋優理)

【説明に追われる】

韓進の経営破たんで、現在同じアライアンスに加盟する川崎汽船は一部の貨物が止まり、荷主への説明に追われるなど、影響を受けている。先週末に港湾使用料の一部を支払ったことで、荷下ろしが始まった船もあるが、大半は今も海上を漂っており、先行きは見えないまま。ほとんどの船は釜山港など韓国の港湾に戻り、貨物を積み替えることになりそうだが、そのコストは当面、荷主の負担になる可能性...

(残り:673文字/本文:1,073文字)

(2016/9/15 05:00)

※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。

Journagram→ Journagramとは

建設・エネルギー・生活1のニュース一覧

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン