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[ 機械 ]
(2016/9/21 05:00)
川崎重工業は中国のセメント大手コンチグループと連携し、中国でゴミ焼却発電プラント4件を連続受注した。受注総額は80億円程度とみられる。川重とコンチの合弁企業である安徽海螺川崎工程(ACK)が、焼却プラントや発電設備の設計・調達などを担当する。4件とも2017年10月の完工を目指す。
中国政府は16年度からの「第13次5カ年計画」で、固形廃棄物の排出削減を重点施策に掲げる。ゴミの減容化には焼却が有効で、焼却プラント整備は今後も拡大する見通し。川重はコンチとの連携をテコに、旺盛な需要を着実に取り込む。
プラントの心臓部である焼却炉などをコンチグループの蕪湖海創実業から受注した。ACKは据え付け工事や試運転の技術指導も手がける。川重とコンチの別の合弁企業が、ストーカー炉や排熱ボイラを製造する。
日量300トンのストーカー炉を4カ所の焼却所に納入する。貴州省銅仁県で2基、安徽省宿松県と霍邱県...
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(2016/9/21 05:00)
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